草刈正雄 × 木村文乃『体操しようよ』主題歌はRCサクセション!予告編&ポスタービジュアル

南極ロケに挑んだ超大作『復活の日』、ゴージャスなレーサーを演じた『汚れた英雄』から30数年、NHK大河ドラマ「真田丸」での“男前だけどお茶目”キャラで人気が再燃した草刈正雄が、7年ぶりに映画主演を果たす『体操しようよ』が11月9日より全国ロードショーとなる。このほど、予告編とポスタービジュアル、サブキャストの場面写真がお披露目となった。

予告編では、娘に促されて風呂掃除に洗濯など「はじめての家事」に挑戦し、地元のラジオ体操会で「地域デビュー」に奮闘する草刈のチャーミングな姿とともに、一人娘の弓子(木村文乃)との互いへの愛情、思いやりを素直に伝えられない不器用な父と娘の想いが切り取られている。その他、「今日もそこそこ元気に!」が口癖の体操会会長の神田(きたろう)や、道太郎の再就職先、便利屋の同僚・薫(渡辺大知)との牛の着ぐるみ姿などのユーモアあふれるシーン、体操会のマドンナで憧れの女性のぞみ(和久井映見)と一緒にラジオ体操し、嬉しそうな道太郎の姿も映し出されている。

また今回発表されたサブキャストには、のぞみ親衛隊隊長で体操会副会長の徳井優、毎朝会うみどり役の片桐はいり、道太郎の妹役の余貴美子、便利屋の仕事で関わる小松政夫、道太郎の元上司役の平泉成などが名を連ねる。ほかにも、道太郎の部下の諏訪太朗や、体操会のメンバーでタクシー運転手の川瀬陽太、スナックのママ・山田真歩らも個性的で存在感溢れる俳優陣がドラマに厚みを出している。

主題歌はRCサクセション初期の名曲「体操しようよ」(忌野清志郎作詞・作曲)に。RCサクセションが1980年に発売したアルバム「PLEASE」に収録されている「体操しようよ」は、ライブでもめったに演奏されなかったレアな楽曲。本映画「体操しようよ」の主題歌として、約40年の時を経て蘇る。ほのぼのした曲調とまっすぐな歌詞が道太郎と娘、弓子の明るいこれからを想像させて、映画のしめくくりに余韻を残す。

『体操しようよ』
11月9日(金)全国ロードショー
監督:菊地健雄
脚本:和田清人 春藤忠温
主題歌:「体操しようよ」RCサクセション(ユニバーサル ミュージック)
出演:草刈正雄 木村文乃 きたろう 渡辺大知 徳井優 諏訪太朗 川瀬陽太 山田真歩 片桐はいり 大島蓉子 稲川実代子 木村八重子 加藤満 菅野久夫 平澤宏々路 余貴美子 小松政夫 平泉成 和久井映見
配給:東急レクリエーション

【ストーリー】 38年間無遅刻無欠勤、真面目だけが取り柄の会社員・佐野道太郎(草刈正雄)。18年前に妻を亡くし、しっかり者の娘・弓子(木村文乃)と2人暮らし。定年退職後「これからは自由に生きるぞ!」と意気込むものの、実際には何をしていいのか途方にくれ、しかも一人娘の弓子から「佐野家の新しい主夫は、お父さんです!」と宣言され家事担当に。ある日地元のラジオ体操会に参加したことで人生の風向きがかわっていく。体操会のマドンナのぞみ(和久井映見)に胸ときめかせ、彼女からの紹介でラジオ体操会会長の神田(きたろう)が営む便利屋の仕事を得て、年下の同僚で天文マニアの馬場薫(渡辺大知)と、地域の人々の様々な依頼を不器用ながらも取り組むことに。何事にも一生懸命だけど不器用な道太郎が、周囲から叱咤激励されながら人生を謳歌していく。

©2018『体操しようよ』製作委員会