草刈正雄&木村文乃が和久井映見の喫茶店で偶然出会う本編映像『体操しようよ』

南極ロケに挑んだ超大作『復活の日』、ゴージャスなレーサーを演じた『汚れた英雄』から30数年、NHK大河ドラマ「真田丸」での“男前だけどお茶目”キャラで人気が再燃した草刈正雄が、7年ぶりに映画主演を果たす『体操しようよ』が11月9日より全国ロードショーとなる。このほど、主人公・道太郎(草刈正雄)と娘・弓子(木村文乃)が、のぞみ(和久井映見)が店主を務める喫茶店オリビエで偶然出会うシーンを収めた本編映像がお披露目となった。

草刈が演じるのは、定年退職し“はじめての家事”、“ラジオ体操で地域デビュー”に果敢に挑むことになったシングルファーザー・佐野道太郎(60歳 通称:ミッチー)。本作では、道太郎がひょんなことから地元の公園でラジオ体操デビューし、これまで知らなかった様々な世代や立場の人々と関わり、体操会のマドンナへのほのかな恋心を抱くなど、新たな世界を知り変わっていく姿を描く。

“はじめての家事”に挑戦したはいいが失敗が続き、やりたいことも見つからず、昼間から家でビールを飲むだけの冴えない日々を過ごす道太郎(草刈正雄)。ある日、偶然通りかかった公園で涙ぐむのぞみ(和久井映見)を見掛け、気になり後を追い、喫茶店オリビエへ。そこは、のぞみが店主を務める喫茶店で、話しているうちに彼女が参加するラジオ体操会へ誘われる。ラジオ体操会には様々な人が集まり、みんなの楽しみは、毎朝広場に集まってラジオ体操をし、喫茶オリビエのモーニングセットで1日を始めること。それを優しく見守るのぞみに、道太郎は次第に淡い恋心を抱くようになるが、実はオリビエのパンは娘の弓子(木村文乃)が働くベーカーリーのものだった。ある日、のぞみが注文したパンを弓子が届けにいくと、そこには父・道太郎の姿が。のぞみ特製玉子サンド&ホットサンドイッチプレートと淹れたてコーヒーを父娘でごちそうになりながら、「のぞみさんが父と再婚してくれたらいいのに…」とつぶやく弓子。父の幸せを願う娘の願いは叶うのか、この後の展開が気になる映像となっている。

『体操しようよ』
11月9日(金)全国ロードショー
監督:菊地健雄
脚本:和田清人 春藤忠温
出演:草刈正雄 木村文乃 きたろう 渡辺大知(黒猫チェルシー) 徳井優 諏訪太朗 川瀬陽太 山田真歩 片桐はいり 大島蓉子 稲川実代子 木村八重子 加藤満 菅野久夫 平澤宏々路 余貴美子 小松政夫 平泉成 和久井映見
配給:東急レクリエーション

【ストーリー】 38年間無遅刻無欠勤、真面目だけが取り柄の会社員・佐野道太郎(草刈正雄)。18年前に妻を亡くし、しっかり者の娘・弓子(木村文乃)と2人暮らし。定年退職後「これからは自由に生きるぞ!」と意気込むものの、実際には何をしていいのか途方にくれ、しかも一人娘の弓子から「佐野家の新しい主夫は、お父さんです!」と宣言され家事担当に。ある日地元のラジオ体操会に参加したことで人生の風向きがかわっていく。体操会のマドンナのぞみ(和久井映見)に胸ときめかせ、彼女からの紹介でラジオ体操会会長の神田(きたろう)が営む便利屋の仕事を得て、年下の同僚で天文マニアの馬場薫(渡辺大知)と、地域の人々の様々な依頼を不器用ながらも取り組むことに。何事にも一生懸命だけど不器用な道太郎が、周囲から叱咤激励されながら人生を謳歌していく。

©2018『体操しようよ』製作委員会