フェイクニュースやSNSなど現代社会の歪みを描く緒方貴臣監督作『飢えたライオン』9月公開決定!

大阪2児放置死事件を基にした映画『子宮に沈める』で物議を醸した緒方貴臣監督による最新作『飢えたライオン』が、9月15日より公開されることが決定し、併せてポスタービジュアルと特報がお披露目となった。

ここ数年に起こった事件と、その報道や世間の反応に着想を得た本作は、世界的な問題となっている「フェイクニュース」、それらを拡散させる「SNS」、座間9遺体事件を機に表面化した「若年層の自殺」、そして年々被害件数が増える「リベンジポルノ」という現代社会の歪みを描いた問題作で衝撃作。

ある日、高校生の瞳の担任が、児童ポルノ禁止法違反の容疑で警察に連行され、その性的動画が流出し、相手が瞳だというデマが流れる。誰も信じないだろうと軽く考えていた瞳だったが、そのデマは事実のように広がっていき、瞳は追いつめられ自殺をする。担任の逮捕と生徒の自殺は、マスコミの格好の餌食となり報道は加熱し、社会によって瞳の“虚像”が作られていく。

本作は、ワールドプレミアとなった東京国際映画祭を皮切りに、ロッテルダム国際映画祭、シドニー映画祭、バレンシア国際映画祭、ニューヨークアジアン映画祭、ジッフォーニ映画祭など海外映画祭の上映オファーが殺到。本作で描かれる「フェイクニュース」「リベンジポルノ」が世界共通の問題として各国で学生向け上映プログラムが組まれ、監督と学生のディスカッションも話題となっている。

『飢えたライオン』
9月15日(土)よりテアトル新宿にて全国順次公開
監督・脚本・プロデューサー:緒方貴臣
脚本:池田芙樹
出演:松林うらら 水石亜飛夢 筒井真理子 菅井知美 日高七海 加藤才紀子 品田誠 上原実矩 菅原大吉 小木戸利光 遠藤祐美 竹中直人
配給:キャットパワー

【ストーリー】 ある朝のHRで、瞳の担任が児童ポルノ禁止法違反の容疑で警察に連行された。担任の性的動画が流出し、その相手が瞳だというデマが流れる。誰も信じないだろうと軽く考えていた瞳だったが、デマは事実のように広がっていき、瞳は追いつめられ自殺をする。担任の逮捕と生徒の自殺は、マスコミの格好の餌食となり報道は加熱していく。そして社会によって瞳の「虚像」が作られていくのだった…。

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