1991年に台湾で公開され、日本では翌年に決定版と長尺版が劇場公開されたエドワード・ヤン監督の『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』がデジタル・リマスター版となってスクリーンに帰ってくる! 10月25日から開催される第29回東京国際映画祭の<ワールド・フォーカス部門>で上映され、ヤン監督の生誕70年、没後10年にあたる来年2017年に劇場公開される。
本作は、1961年に台湾で実際に起きた中学生男子による少女殺傷事件をモチーフにしたもの。かつてはVHSや懐かしのLDでリリースされたものの、DVDにもブルーレイにもなっておらず、今では観られる機会もほとんどない。今回は3時間56分という長尺版での上映&公開となり、長っ!と尻込みしてしまうが、意を決して劇場に向かえば、あとは身を任せるだけですばらしい映画体験ができるはず!
↓こちらは今年、主演のチャン・チェンとリサ・ヤンが再会したときのもの。