佐久間由衣、タイムスリップするなら「近い過去へ」甲斐翔真「縄文時代に戻りたい」

動画配信サービスU-NEXTとカンテレがタッグを組み、宝島社「このミステリーがすごい!」大賞の関連作品をドラマ化する「このミス」大賞ドラマシリーズ。7月4日から放送&配信スタートし、8月22日に遂に最終回を迎える第1弾「時空探偵おゆう大江戸科学捜査」、そして第2弾「名もなき復讐者 ZEGEN」が8月29日から放送&配信スタート。このほど、8月21日に東京・神楽座にて「このミス」大賞ドラマシリーズのバトンタッチイベントが開催され、「時空探偵おゆう 大江戸科学捜査」より佐久間由衣、甲斐翔真が、「名もなき復讐者 ZEGEN」より阿部進之介、馬場ふみかが登壇した。

「時空探偵おゆう 大江戸科学捜査」主人公の優佳とおゆうを演じた佐久間は、撮影時の印象に残っているエピソードを聞かれると、「(甲斐演じる)宇田川が、パクチーが大好きな設定だったんですけど、甲斐くんはパクチーが好きじゃない。現場で苦戦していた」ことを暴露。「本当に頑張りました(笑)」という甲斐は、「カットがかかった瞬間に、炭酸飲料で流し込んだ」そうで、この作業を何回も繰り返したとのこと。「パクチーは生で食べる」という佐久間に対しては、「一番嫌だ!」と顔を歪めた。

作品内容にちなみ、タイムスリップするならどの時代に行きたい?という質問が。「近い過去に戻りたい」という佐久間は、「(自分が生まれるの前)両親の生活とか、おじいちゃんおばあちゃんを、こっそり見てみたい」と笑顔でコメント。

一番幸せな時代を調べて、“縄文時代”という結論に至ったという甲斐は、「日本とかの概念がないし、死ぬと事の恐怖もなかったらしくて。めっちゃ幸せじゃん! と思って(笑)。狩りして、ご飯食べて、寝るだけなので、そういう時代に戻りたい」と持論を展開していた。

イベントの後半には「名もなき復讐者 ZEGEN」のキャストである阿部と馬場も参加して、お互いのドラマにエールを送り合っていた。

「時空探偵おゆう 大江戸科学捜査」
7月4日(木)よりカンテレにて放送開始 毎週木曜日24:25~24:55放送
7月4日(木)よりTOKYO MXにて放送開始 毎週木曜日24:30~
U-NEXTにて地上波放送終了後より配信スタート
原作:山本巧次「大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう」(宝島社文庫)
主題歌:Qyoto「花時雨」(アリオラジャパン)
出演:佐久間由衣 竹財輝之助 手塚とおる 甲斐翔真 水島麻理奈 石毛元貴 池田純矢 大谷亮介 神尾佑 吹越満

【ストーリー】 東京の不動産会社に勤めるOL・関口優佳(佐久間由衣)。仕事先では嫌味な上司・浅川健吾(手塚とおる)にいびられ、幼馴染・宇田川聡史(甲斐翔真)や親友・武本真由美(水島麻理奈)に悩みを相談する毎日。そんなある日、優佳は祖母の家を受け継ぐことになるが、その家にある不思議な押入れから江戸時代にタイムスリップしてしまう。何も分からず江戸の町に迷い込んだ優佳だったが、そこで出会った南町奉行所の同心・鵜飼伝三郎(竹財輝之助)から、江戸の町で起こった殺人事件の捜査を手伝ってほしいと頼まれ、現代と江戸、二百年の時を行き来する二重生活を送りながら事件の真相を探っていく。

「名もなき復讐者 ZEGEN」
8月29日(木)より毎週木曜 24:25~24:55 カンテレにて放送(全8話)
U-NEXTにて毎週金曜 10:00より配信スタート
監督:内藤瑛亮 後藤孝太郎 亀谷英司
原作:登美丘丈「名もなき復讐者 ZEGEN」(宝島社文庫)
出演:阿部進之介 馬場ふみか 杉本哲太 高橋努 遠藤雄弥 永尾まりや 筒井真理子

【ストーリー】 港町で水産加工場を営む佐藤幸造(杉本哲太)は、ある日、自らを「女衒(ぜげん)」と名乗る男(阿部進之介)から川崎のマッサージ店で働く中国人女性・李雪蘭(馬場ふみか)との偽装結婚を提案される。雪蘭は中国にいる夫の治療費を稼ぐため、日本に出稼ぎに来て、女衒に斡旋されたマッサージ店で働いていた。幸造は思い悩みながらも女衒の提案を受け入れる。一方で、女衒は、妻を自殺に追い込んだ男達への復讐を続けていた。やがて、“最後の復讐相手”に辿り着いた女衒は、黒幕の正体と己の過去に直面する。そして、偽装結婚を続ける幸造と雪蘭にもそれぞれ転機が訪れ、顔も合わせたことのない二人の関係も徐々に変化を見せていく。壮絶な過去を持つ斡旋屋・女衒、夫のために出稼ぎをする中国人女性、見知らぬ相手と偽装結婚した中年男…三人の境遇や想いが交互に描かれ、復讐譚とメロドラマが並走していく。

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