病を公表した伝説のカントリーミュージシャンの最期のツアー『アルツハイマーと僕 ~グレン・キャンベル 音楽の奇跡~』9月公開!

アルツハイマーを公表した伝説のカントリーミュージシャン、グレン・キャンベルの最期のツアーに密着したドキュメンタリー『アルツハイマーと僕 ~グレン・キャンベル 音楽の奇跡~』が、9月21日より公開されることが決定した。併せて、特報映像とポスタービジュアルがお披露目となり、グレン・キャンベルのファンであるシンガーソングライター、矢野顕子より本作へのコメントが寄せられた。

グラミー賞6回、グラミー殿堂賞3回、アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック賞7回など、数多くの受賞歴を誇るカントリーミュージシャン、グレン・キャンベル。彼の伝説的なギター演奏はビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ」やフランク・シナトラの「夜のストレンジャー」などの名盤で耳にすることができる。キャリアは実に50年近くに及び、2017年8月8日に81歳でこの世を去ったアメリカの国民的スターだ。

本作は、アルツハイマーを患い、医師からギター演奏を断念せざるを得ないとの忠告を受けていたにもかかわらず、2011年に家族と共に「さよならツアー」を敢行したグレンに密着。彼と家族が、愛と笑いと音楽を処方箋として病に立ち向かう姿が綴られていく。

監督は、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』の製作を務めたジェームズ・キーチ。ブルース・スプリングスティーンをはじめとしたミュージシャンたちが、自身の家族の罹患体験を語るなど、アルツハイマー病の認知度向上に努めたとして全米で称賛された。

■矢野顕子(シンガーソングライター) コメント
小学生の頃から彼の歌う曲に心を震わせて来たファンとして、おこがましいが同じ業界の後輩として、何よりも音楽を作る喜びを知っているものとして、認知する力がどんどん衰えていくこの姿を記録させたことに、本人に、そして御家族とスタッフに、本当に頭が下がる。そして、涙が流れっぱなしだった私は、彼の永遠に渡るファンとなることもできた。

『アルツハイマーと僕 ~グレン・キャンベル 音楽の奇跡~』
9月21日(土)より、新宿シネマカリテほか全国順次公開
監督:ジェームズ・キーチ
出演:グレン・キャンベル ブルース・スプリングスティーン ジ・エッジ(U2) ポール・マッカートニー ブレイク・シェルトン シェリル・クロウ キース・アーバン ブラッド・ペイズリー テイラー・スウィフト スティーヴ・マーティン チャド・スミス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) ビル・クリントン
配給:エレファントハウス/カルチャヴィル

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