矢野顕子「グレン・キャンベルの永遠に渡るファンとなることもできた」、小堺一機「フェニックスだ!」著名人絶賛!『アルツハイマーと僕』

アルツハイマーを公表した伝説のカントリーミュージシャン、グレン・キャンベルの最期のツアーに密着したドキュメンタリー『アルツハイマーと僕 ~グレン・キャンベル 音楽の奇跡~』が、9月21日より公開される。このほど、各界著名人より本作を絶賛するコメントが寄せられた。

グラミー賞6回、グラミー殿堂賞3回、アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック賞7回など、数多くの受賞歴を誇り、2017年8月8日に81歳でこの世を去ったカントリーミュージシャン、グレン・キャンベル。本作は、アルツハイマーを患い、医師からギター演奏を断念せざるを得ないとの忠告を受けていたにもかかわらず、2011年に家族と共に「さよならツアー」を敢行したグレンに密着し、彼と家族が、愛と笑いと音楽を処方箋として病に立ち向かう姿が綴られていく。

▼著名人 絶賛コメント

■矢野顕子
小学生の時から彼の歌う曲に心を震わせて来たファンとして、おこがましいが同じ業界の後輩として、何よりも音楽を作る喜びを知っているものとして、認知する力がどんどん衰えていくこの姿を記録させたことに、本人に、そして御家族とスタッフに、本当に頭が下がる。そして、涙が流れっぱなしだった私は、彼の永遠に渡るファンとなることもできた。

■小堺一機
アルツハイマーも彼から、神からのギフトは奪えなかった。それは、音楽と家族。ギフトに抱きしめられた晩年の彼!!フェニックスだ!

■楠章子(作家「ばあばは、だいじょうぶ」ほか)
アルツハイマーを受け入れ、全てを見せてくれたグレンさんとご家族に、勇気をもらいました!最後まで自分らしくあるために、ぎりぎりまでチャレンジする姿に涙。さらにそれを支える奥さんや子どもたち、温かい友人やファンにも涙が止まりません。

■サエキけんぞう(作詞家・アーティスト)
ポール・マッカートニーも、レッチリも、ブルース・スプリングスティーンも映画中で保証する!レッキング・クルーのメンバーとしてビーチボーイズのギターも弾いていたロック界の本物のレジェンドの、奇跡の生き様。泣かせる対訳がついて名曲群の真価が分かると共に、巨人の真実と周囲の愛に大泣きできて人生の目標が定まる素晴らし過ぎる作品!

■亀渕昭信(ポップス音楽研究家)
グレン・キャンベルのラスト・レコーディング、バック・ミュージシャンはハル・ブレイン、ジョー・オズボーン、ドン・ランディの3人。大変、貴重な映像だ。熱心なポップスファンならこれだけでもこの作品を観る価値がある。彼の記憶、最後に残されたものは、家族と音楽そして友人だった。

■三留まゆみ(映画評論家/イラストレーター)
「心配しないで、パパ。私が覚えてるから」。娘アシュリーの言葉に涙する。すべてを見せてくれた彼の勇気に感謝。音楽が、家族が、いつも共にあった。彼は今を生きることを教えてくれた。最後までユーモアを忘れなかった。恋して、歌って、愛した、われらがヒーロー、グレン・キャンベルは永遠だ。

『アルツハイマーと僕 ~グレン・キャンベル 音楽の奇跡~』
9月21日(土)より、新宿シネマカリテほか全国順次公開
監督:ジェームズ・キーチ
出演:グレン・キャンベル ブルース・スプリングスティーン ジ・エッジ(U2) ポール・マッカートニー ブレイク・シェルトン シェリル・クロウ キース・アーバン ブラッド・ペイズリー テイラー・スウィフト スティーヴ・マーティン チャド・スミス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) ビル・クリントン
配給:エレファントハウス/カルチャヴィル

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