ペネロペ・クルスが「ベルサイユのばら」ふうに!少女漫画の巨匠・池田理代子による描き下ろしイラスト!『誰もがそれを知っている』

『別離』、『セールスマン』でアカデミー賞外国語映画賞を受賞したイランの名匠アスガー・ファルハディ監督の最新作で、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムの共演で贈るヒューマンサスペンス『誰もがそれを知っている』が6月1日より公開される。このほど、「ベルサイユのばら」などで知られる漫画家の池田理代子による描き下ろしイラストがお披露目となった。

©池田理代子プロダクション

本作は、ファルハディ監督が15年前のスペイン旅行で目にした壁に貼られた行方不明の子供の写真に着想を得て、長年構想を練り続けてきた物語。スペインの故郷で、主人公ラウラは久々に家族と幼馴染のパコに再会する。だが、結婚式で起きた娘の失踪をきっかけに、隠していたはずの真実を巡り、家族の秘密と嘘がほころび始める。

「ベルサイユのばら」をはじめ、ヨーロッパを舞台にした名作を数多く世に送り出してきた漫画家・声楽家の池田理代子が描き下ろしたイラストは、スペインを代表する国際的スターであり、現在はシャネルやスワロフスキーのブランドアンバサダーを務める女優ペネロペ・クルス。スペインの土地柄や気質をリアルに取り込みながら、刻一刻とドラマティックに変化していく人間模様を巧みなサスペンスに仕上げた本作を鑑賞し、インスピレーションを受けた池田。主演のペネロペは、失踪した娘を取り戻そうと必死に奔走する母ラウラを演じており、イラストではそんな母の強い愛をイメージして、危機に晒された娘を胸に抱き、痛切な瞳が輝きを放つ母の姿が描かれた。その後ろには、実生活では夫として、役柄の上ではブドウ農園を営む幼なじみのパコとして彼女を支えるハビエル・バルデムの姿が描かれている。本イラストは新バージョンのチラシとして、4月27日より数量限定で全国の上映劇場にて配布される。

『誰もがそれを知っている』
6月1日(土)より、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
監督・脚本:アスガー・ファルハディ
出演:ハビエル・バルデム ペネロペ・クルス リカルド・ダリン
配給:ロングライド
【ストーリー】 スペインの故郷で久々に再会した家族と幼なじみ。しかし、結婚式で起きた娘の失踪をきっかけに、隠していたはずの真実をめぐり家族の秘密と嘘がほころび始める…。

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