清原果耶が演じるヒロイン・凪の新場面写真 GReeeeNの名曲を映画化『愛唄 -約束のナクヒト-』

わずか157館ながら14.9億円の大ヒットを記録した2017年公開の映画『キセキ -あの日のソビト-』のキャストとスタッフが再集結した、GReeeeNの名曲「愛唄」の映画化となる横浜流星主演の青春物語『愛唄 -約束のナクヒト-』が1月25日に公開される。このほど、清原果耶演じるヒロイン・凪の新場面写真がお披露目となった。

手をつなぐことさえせず、恋する勇気を持てないまま大人になった青年が、“友”と“詩”との出会いによって、恋に全力で駆け抜けていくさまを描いた本作。主人公・野宮透(トオル)を演じるのは、本作同様にGReeeeNの名曲「キセキ」を冠した『キセキ -あの日のソビト-』でGReeeeNメンバーのナビ役を演じた横浜流星。ヒロインの伊藤凪を、フジテレビ開局60周年特別企画「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」、映画『デイアンドナイト』(1月26日公開)に出演、第97回全国高校サッカー選手権大会の14代目応援マネージャーを務めた清原果耶が演じる。

清原演じる凪は、わずか14歳でこの世を去ったとされている天才詩人。その4年後のある日、余命宣告を受け進行していく病状を受け止められないトオル(横浜流星)の前に凪は現れる。幼い頃から病気がちで学校にも満足に通えていないが、天性の明るさを持ち、今を全力で生きようとする凪は、ある事情で世を去ったとされ、詩を綴ることをやめているなど、謎も多い難しい役どころとなっている。

新場面写真は、トオル(横浜流星)と自転車に乗っている凪(清原果耶)の幸せそうな表情、空を見つめる表情を切り取り、さらに「生きるって、夢中になるってことだと思う」とトオルに語りかける凪の姿も。いつもかわいらしいキャップをかぶり、ピュアで明るく元気に振る舞うが、ふとした表情が繊細な感情の揺らぎを感じさせるカットとなっている。

凪を演じるにあたり、清原は「凪ちゃんは強くて、弱い部分があってもそれを表に出さず、限られた毎日の中でも幸せを感じて前向きに進んでいく子だったので、私自身が毎日をそのように生きていないと凪を演じることは難しいなと思いました」とコメント。撮影が始まると、自身が撮影中に湧き出たものをスマホに書き留めていくようになり、それは清原果耶としてというよりも、凪として感じたことを綴ったもので、自然と役づくりにもつながったという。さらに撮影が進むにつれて、「何より現場が楽しかったのでどんどん前向きになれたし、凪を演じることによって私も彼女のように生きていきたいと思えるようになったんです。その気持ちは私が生きていく上でずっと大切にしていきたいものになりました」と振り返る。

昨年は、初主演作のNHKの連続ドラマ「透明なゆりかご」で、アルバイトの看護助手として命に向き合う主人公を演じ高い評価を得た清原。そして本作で、長い闘病生活を送る少女役で、再び命をテーマにした物語に取り組み、「これからの私の人生に、凪というキャラクターが組み込まれたことを、すごく幸せに思っています」と語っている。

『愛唄 -約束のナクヒト-』
1月25日(金) 全国公開
監督:川村泰祐
脚本:GReeeeN 清水匡
音楽プロデューサー:JIN
出演:横浜流星 清原果耶 飯島寛騎 中村ゆり 野間口徹 成海璃子 中山美穂 清水葉月 二階堂智 渡部秀 西銘駿 奥野瑛太 富田靖子 財前直見
配給:東映

【ストーリー】 恋する勇気を持てないまま大人になってしまったトオル(横浜流星)に起きた、二つの出会い。元バンドマンの旧友・龍也(飯島寛騎)との再会、そして運命を変える詩との偶然の出会いにより、恋というものに生涯をかけて全力で駆けることになる。今まで手をつなぐことさえしてこなかったが、龍也の声に恋する勇気をもらい、その詩から、恋に生きる力をもらったトオル。詩と触れるキッカケをくれた比呂乃(成海璃子)との出会いを経て、ようやくめぐり会えた運命の少女・凪(清原果耶)。詩を綴ることをやめたその少女は、トオルに生きる意味を教えてくれた。しかし、彼女にはある秘密があった…。

©2018「愛唄」製作委員会