新世代の映画制作コレクティブ「オムネス・フィルムズ」の創設メンバーであり、アメリカ映画界の新鋭タイラー・タオルミーナ監督による最新作『クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント』が、11月21日（金）よりBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次公開されることが決定しました。

舞台となるのはロングアイランドの小さな町。クリスマス・イブの夜、4世代にわたるバルサーノ家が一堂に会する“もしかすると最後になるかもしれない”クリスマスディナーが始まります。おばやおじ、いとこたち、そして家族の中心である祖母が賑やかに集う中、若いエミリーとミシェルは宴から抜け出し、雪に包まれた郊外の町を自分たちだけの冒険の舞台に変えていきます。

世代を超えた家族のつながりと微妙な距離感、そして“聖夜にはなにかが起こる”と信じる若者たちの一夜を織り交ぜた群像劇は、ホームコメディと青春映画が融合した唯一無二のクリスマス映画として描かれます。

監督は前作『ハム・オン・ライ』『ハッパーズ・コメット』で注目を集め、デヴィッド・リンチやウェス・アンダーソンと並び称される存在となったタイラー・タオルミーナ。映像は断片的なエピソードを積み重ねるように紡がれ、まるでアルバムをめくるように懐かしさと新しさが交錯します。

出演者にはマイケル・セラ、エルシー・フィッシャー、マリア・ディッツィア、ベン・シェンクマン、グレッグ・ターキントン、新人マチルダ・フレミングに加え、フランチェスカ・スコセッシ（マーティン・スコセッシの娘）、ソーヤー・スピルバーグ（スティーブン・スピルバーグの息子）といった注目の顔ぶれが参加。さらに、ザ・ロネッツの「Baby, I Love You」をはじめとする往年の名曲が、ノスタルジックで煌びやかなクリスマスの情景を彩ります。

■作品情報
タイトル：『クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント』
原題：Christmas Eve in Miller’s Point
公開日：2024年11月21日（金）Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次公開
監督：タイラー・タオルミーナ
脚本：タイラー・タオルミーナ、エリック・バーガー
撮影：カーソン・ランド
音楽：オリー・ホワイト、トム・スタンフォード
編集：ケヴィン・アントン
製作：クリスタ・ミント、デヴィッド・クロリー・ブロイルズ、ダンカン・サリヴァン、マイケル・セラ
出演：マイケル・セラ、エルシー・フィッシャー、マリア・ディッツィア、ベン・シェンクマン、グレッグ・ターキントン、マチルダ・フレミング、フランチェスカ・スコセッシ、ソーヤー・スピルバーグ ほか
上映時間：108分
製作国：アメリカ
配給：グッチーズ・フリースクール
提供：JAIHO

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