東京国際映画祭の提携企画「2022東京・中国映画週間」にて、『トゥ・クール・トゥ・キル(原題「這個殺手不太冷静」)』として上映された三谷幸喜が脚本・監督を務めた『ザ・マジックアワー』のリメイク作『トゥ・クール・トゥ・キル ~殺せない殺し屋~』が7月8日より公開される。このほど、予告編ががお披露目となった。
主人公・ウェイは売れない役者だが、夢に熱く、実直な人柄が魅力的。そんな彼が成り行きで伝説の殺し屋を演じることに。ウェイは愚直なまでに役に入れ込み、周囲を巻き込んでいく。笑いあり、涙あり、ドタバタありと中国コメディのエッセンスが凝縮された、痛快無比なエンタテインメント・コメディに仕上がっている。
予告編では、伝説の殺し屋“カール”の存在が実しやかに語られるシーンから始まり、売れない役者・ウェイの渾身の芝居姿やスター女優のミランが「魂のことまで考えるなんて。役になり切ってる証拠ね」とウェイに称賛の言葉を掛ける。ウェイがアドリブ連発で殺し屋を演じる姿や彼の怪演に圧倒されるマフィアのボスたち、そして迫力の銃撃シーンが矢継ぎ早に捉えられており、本編でのドタバタぶり、個性&クセ強の雰囲気が伝わってくる。これぞ、笑いあり、涙あり、ドタバタありと中国コメディのエッセンスが凝縮された、痛快無比なエンタテインメント・コメディの傑作となっている。
『トゥ・クール・トゥ・キル ~殺せない殺し屋~』
2023年7月8日(土)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:シン・ウェンション
出演:マー・リー ウェイ・シャン チェン・ミンハオ アレン・アイ ジョウ・ダーヨン ホァン・ツァイルン
配給:JOYUP /ムーランプロモーション
配給協力:ギグリーボックス
【ストーリー】 万年エキストラばかりの売れない役者・ウェイは何度失敗しても諦めることなく、俳優の夢を追い続けていた。ある日、彼は大スターの女優・ミランから映画の主役として、伝説の殺し屋・カール役に抜擢される。ミランとその弟で映画監督のミラーが画策した“芝居計画”はやがてコントロールを失い、それぞれの思惑が交錯する中、ウェイたちは次々と予期せぬ展開に巻き込まれていく。
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