家族自立化計画は成功する?「犠牲」を払った先に見る景色とは?『わたしの見ている世界が全て』予告編

『家族の風景』の佐近圭太郎監督が、森田想を主演に迎えて描く社会風刺エンタテインメント『わたしの見ている世界が全て』が、3月31日より公開されることが決定。併せて予告編がお披露目となった。

本作は、自分一人の力で生きてきたつもりの主人公・遥風が、母の死をきっかけに再会した兄弟との交流を通じて、大切なものに気づいていく物語。「個人の力で生きていくこと」がもてはやされる時代の中で、“失われつつある大事な心”を描いた社会風刺エンタテインメントとなっている。

予告編では、目的達成のためには手段を選ばない末っ子の遥風が、母の死をきっかけに出戻りの姉、家業を継いだ長兄、ニートの次兄という社会性のない兄姉らと再会する場面から始まる。家族の意思とは裏腹に「実家を売ろう」と言い放つ。疎遠だった家族との邂逅を通し、「何のために生きるのか?」に揺らぐ遥風の表情が印象的。果たして、家族自立化計画は成功するのだろうか?「犠牲」を払った先に見る景色とはいかに?4兄妹の心の行方を追いかけたくなる作品に仕上がっている。

『わたしの見ている世界が全て』
2023年3月31日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほかにて全国公開
監督・編集:佐近圭太郎
脚本:末木はるみ 佐近圭太郎
出演:森田想 中村映里子 中崎敏 熊野善啓 松浦祐也 川瀬陽太 カトウシンスケ 小林リュージュ 堀春菜 三村和敬 新谷ゆづみ
制作・配給:Tokyo New Cinema

【ストーリー】遥風(はるか)は、家族と価値観が合わず、大学進学を機に実家を飛び出し、ベンチャー企業で活躍していた。しかし、目標達成のためには手段を選ばない性格が災いし、パワハラを理由に退職に追い込まれる。復讐心に燃える遥風は、自ら事業を立ち上げて見返そうとするが、資金の工面に苦戦。母の訃報をきかっけに実家に戻った遥風は、3兄妹に実家を売って現金化することを提案する。興味のない姉と、断固反対する兄と弟。野望に燃える遥風は、家族を実家から追い出すため、「家族自立化計画」を始める。

©2022 Tokyo New Cinema