吉村界人主演、田中美里、津田寛治共演で贈る、「家族とは何か」「生きるとは何か」を問いかけるファンタジー『人』が、8月26日より公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

不慮の事故によって死亡し、幽霊になってしまった青年・健一と、幽霊が見える健一の母・彩子、そして既に他界し同じく幽霊となっている父・拓郎が過ごす3日間を描く本作。

主人公・健一を演じるのは、映画『ミッドナイトスワン』、ドラマ「左利きのエレン」などで知られる吉村界人。そして健一の母・彩子に、連続テレビ小説「あぐり」で主演を務めて以降、映画、ドラマ、舞台と幅広く出演する田中美里。父・拓郎には大河ドラマ「青天を衝け」など数々の作品への出演で知られ、昨年『山中静夫氏の尊厳死』にて日本映画批評家大賞の主演男優賞を受賞した津田寛治が扮する。そのほか、ドラマ「全裸監督 シーズン2」などにも出演する冨手麻妙が健一の旧友・石川役、ドラマ「仮面ライダーW」で照井竜／仮面ライダーアクセルを演じて以降、舞台などにも幅広く出演する木ノ本嶺浩が彩子に淡い想いを寄せる青年・高橋役、映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』の五歩一豊が近所の幽霊・田中役を熱演する。

監督は、『東京喰種』や『来る』などの制作に携わってきた山口龍大朗。本作が商業作品初監督作となる。そのほか、岩井俊二監督作『ラストレター』、『チィファの手紙』などの撮影監督を務めた神戸千木、映画『シンゴジラ』『ブラックパンサー』『メンインブラック：インターナショナル』『ムーラン（実写版）』『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』などに参加するCGコンポジター・大槻直貴ら豊富な実績を持つスタッフが多数参加する。

予告編には、吉村界人、田中美里、津田寛治らメインキャストが総出演。幽霊になった健一（吉村界人）が、成仏したいと母（田中美里）に打ち明けるほか、「なんだろうな、『死』って」と自問するなど、劇中の印象的なシーンが多数使用されている。

ポスタービジュアルには、夕刻の浜辺に佇む健一の姿が収められる。振り返ってこちらを見据える先には何があるのか？模様にも見える“人”一文字の個性的なタイトルと共に、シンプルながらも力強いビジュアルに仕上がった。

『人』
2022年8月26日（金）より、池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開
監督：山口龍大朗
脚本：敦賀零
出演：吉村界人　田中美里　冨手麻妙　木ノ本嶺浩　五歩一豊　津田寛治
音楽：菅原一樹　鎌野愛
配給：SAIGATE

【ストーリー】　千葉・九十九里浜。実家のサーフショップで働区青年・健一（吉村界人）は、不慮の事故で命を落とし、幽霊になってしまう。幽霊になった健一が実家に帰ると、そこには数年前に他界し、健一と同じく幽霊になった父・拓郎（津田寛治）の姿が。さらに、母・彩子（田中美里）が幽霊が見えるということも発覚し…！？幽霊になった父と息子、そして幽霊が見える母。家族3人と彼らを取り巻く人々が過ごす3日間のファンタジー。

©映画「人」制作チーム