新藤まなみ「初主演、初濡れ場という事でかなりチャレンジ」吉村界人「愛や恋の姿を知れた」『遠くへ,もっと遠くへ』今夏公開!

いまおかしんじ監督がキャストに新藤まなみ、吉村界人を迎えて贈るロードムービー『遠くへ,もっと遠くへ』が、今夏に公開されることが決定。併せて予告編とメインビジュアルが公開された。

結婚5年目の人妻で夫との離婚を考えている小夜子は、離婚後の住まいを探しているときに、不動産屋の男・洋平と知り合う。物件を見ていくうちにしだいに打ち解けていく二人。小夜子は離婚を考えていること、洋平は妻が3年前に家を出てしまったことを明かす。洋平が失踪した妻・光子に未練を残していることを感じとった小夜子は「奥さんに会ってはっきりさせるべきだ」と洋平をけしかけ、二人で光子探しの旅を始める。

主演は、「王様のブランチ」リポーター出身で『獣電戦隊キョウリュウジャー』など出演の新藤まなみ。本作では結婚5年目で離婚を考えているアラサー女性・小夜子を、体当たりで演じている。その小夜子と運命的に出会うが、数年前に失踪した妻のことが忘れられない男・洋平を演じるのは、『ミッドナイトスワン』『モリのいる場所』など数々の話題作に出演してきた、若手実力派・吉村界人。洋平の失踪した妻・光子役に『悲しき天使』の和田瞳、光子と過去に関係があった男に 『由宇子の天秤』の川瀬陽太など、個性的な役者たちが揃った。

監督は、「映画芸術」2020年ベストワン作品『れいこいるか』のいまおかしんじ。脚本はジェーン・スー原作の「生きるとか死ぬとか父親とか」でテレビドラマのシナリオを手がけた、井土紀州が担当している。

予告編とポスターからは、雄大な大自然の下で、少しずつ惹かれ合う男女の切ない恋愛模様が感じられる。また、本作は第17回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門に正式出品されることが決定している。

スタッフ&キャスト コメント

■新藤まなみ(小夜子役)
私が初主演を務める映画が大阪アジアン映画祭に出品されるとの事でまずは素直に、とてもとても嬉しいです。ありがとうございます!めちゃくちゃ極寒の北海道で、みんなで力を合わせて臨んだ撮影でした。個人的には初主演、初濡れ場という事でかなりチャレンジさせて頂いた作品になりました。これから劇場公開も決まってますので1人でも多くの方に観ていただければ幸いです。この映画が皆さんの衝撃作になりますように。

■吉村界人(洋平役)
20代の内にこういった作品に出会えて、自分の測りでは知れなかった愛や恋の姿を知れた作品だと感じています。映画というものは、たかだか映画ですがされども映画なので映画館で上映させて頂けて大変嬉しく思います。そして、大阪アジアン映画祭に選ばれたことも、素直に嬉しいです。そしてまず、この様な環境でも映画祭を開催をする。という豊かさに俳優部として感謝しかありません。

■いまおかしんじ(監督)
女は別れを切り出す前に夫に言われちゃうし、男は失踪した妻を三年も探せずにいる。こんな二人が出会って、どこかへ向かうロードムービー。なにかと出遅れちゃうやつらの情けなく切なく愛しい恋愛をやりたかった。今から5年くらい前にヴィム・ヴェンダース監督の『パリ、テキサス』みたいなロードムービーが作れたらと企画して、その時はうまくいかず、今回はなんとか形にしたいということで、脚本を以前から組みたかった、井土紀州さんに入ってもらいました。もうひとつ、個人的にやりたかったことがあって。大学時代の友人が数年前に脳こうそくになったと聞いて、撮影の前に北海道を訪ねたら亡くなっていたんです。その際に、お姉さんから「撮影することがあったら、うちを使ってくださいよ」と言われていたので、彼の実家で撮影させてもらいました。実現できてよかったです。

『遠くへ,もっと遠くへ』
2022年夏 全国公開
監督:いまおかしんじ
脚本:井土紀州
出演:新藤まなみ 吉村界人 和田瞳 川瀬陽太 大迫一平 佐渡寧子 黒住尚生 広瀬彰勇 佐藤真澄 茜ゆりか
配給:ムービー・アクト・プロジェクト

【ストーリー】 結婚5年目の人妻・小夜子は夫との離婚を考えている。離婚後の住まいを探しはじめ、不動産屋の男・洋平と知り合う。物件を見ていくうちにしだいに打ち解けていく二人。小夜子は離婚を考えていること、洋平は妻が3年前に家を出てしまったことを明かす。洋平が失踪した妻・光子に未練を残していることを感じとった小夜子は「奥さんに会ってはっきりさせるべきだ」と洋平をけしかけ、二人で光子探しの旅を始める。

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