瀬戸かほ「みんなと一緒ならのんびりできそう」映画監督・井口奈己より応援コメントも!『クレマチスの窓辺』予告編&新場面写真

モデルとして活躍する瀬戸かほが主演を務め、風光明媚な島根県でオールロケを敢行した日本発のヴァカンス映画『クレマチスの窓辺』が、4月8日より公開される。このほど、本作の予告編と新場面写真がお披露目となり、併せて、『犬猫』『人のセックスを笑うな』『ニシノユキヒコの恋と冒険』の井口奈己監督より応援コメント、そしてキャストのミネオショウ、星能豊、サトウヒロキよりコメントが寄せられた。

東京生まれ東京育ちの絵里は、ストレスが溜まる都会での生活を抜け出して、地方の水辺の街でヴァカンスを過ごすことに。亡くなった祖母の古民家で暮らす1週間の中で、絵里はその街で生きている人々と交流する。建築家の従兄、そのフィアンセ、大学生の従妹、靴職人、古墳研究者、バックパッカーなど、一癖ある人ばかり。そんな出会いと祖母の遺したものたちが絵里を少しだけ変えていく…。

■井口奈己(映画監督) 応援コメント
エリック・ロメール『レネットとミラベル/四つの冒険』の女の子たちのように、偶然自転車のパンクにより知り合った男性に名刺を渡される時、走って名刺を取りに帰る、真面目な、女の子がもうすぐ取り壊される古民家の別々の柄のカーテンがかかっている庭に面した広縁の木枠のガラス戸を開ける。亡くなった祖母の家だ。夏でもなく冬でもないつかの間の季節、ちょっとだけ非日常の7日間で真面目な彼女は風穴を開けることができるでしょうか?

▼キャスト コメント

■ミネオショウ(伏見充役)
脚本を読んだ時は、良い距離感で描いているなぁと思いました。普段住んでいない場所だと、いつもとは違う妙な距離感で仲良くなれたりすることってあるよなぁって過去の旅行を思い返しました。僕が演じた伏見という役は、なんというか、、柔軟性のあるロールキャベツ男子。ですかね。この映画はとても美しいロケーションが多いので、見終わった時には「今度松江に帰ってみようかな」なんて思えるかもしれません。是非劇場でご覧下さい。

■星能豊(向井慎一役)
瀬戸かほさん主演・永岡俊幸監督劇場公開デビュー作品となる『クレマチスの窓辺』に古墳を研究する学者・向井役で出演いたしました。地方で細々と活動している自分にオファーが来たときはうれしさと同時に初めての島根県という「ヴァカンス」を僕自身が体験できるなんてとよろこびました。向井役に関しては、役的には島根県の街の景色を見慣れている人物で、この街に馴染む雰囲気を出せていたか正直不安なところはありますが、素晴らしいロケーションで演じる楽しさを味わいました。コロナ禍、大変な世の中ではございますが、ぜひ劇場にて、島根県を舞台にヴァカンスのような永岡俊幸監督の世界観を体験していただけたらと思います。スクリーンでお会いしましょう。

■サトウヒロキ(小田真司役)
脚本を頂いたときは、まだ松江の街を想像することしか出来ませんでしたが、絵里さんの足取りを通して素敵な街並みを見ました。優しい風と、日和の街。実際に足を運んだ時には、それを越える美しさに驚かされることになりました。今作品において、自分が演じた小田真司は絵里さんと同じく東京、つまり喧騒の中で生きる人間でした。風来坊のように街を訪れ、誰かに出会い、街で足を止めて息をする。小田も“バカンス”をしている、という認識で演じました。この作品は、松江の空気がそのまま詰まっているように感じます。漂って消えていかず土地に根を張り息をしている人の言葉は、すんなり自分の身体に入っていきます。どうか、映画館という非日常空間で、絵里さんの7日間を感じてもらえると嬉しいです。お待ちしております。

『クレマチスの窓辺』
2022年4月8日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
監督・脚本・編集:永岡俊幸
脚本:木島悠翔
プロデューサー:辻卓馬
主題歌:山根万理奈「まどろみ」
出演:瀬戸かほ 里内伽奈 福場俊策 小山梨奈 ミネオショウ 星能豊 サトウヒロキ 牛丸亮 宇乃うめの しじみ 西條裕美 小川節子
配給:アルミ―ド

【ストーリー】 東京生まれ東京育ちの絵里(瀬戸かほ)は、ストレスが溜まる都会での生活を抜け出して、地方の水辺の街でヴァカンスを過ごすことに。亡くなった祖母の古民家で暮らす1週間の中で、絵里はその街で生きている人々と交流する。建築家の従兄、そのフィアンセ、大学生の従妹、靴職人、古墳研究者、バックパッカーなど、一癖ある人ばかり。そんな出会いと祖母の遺したものたちが絵里を少しだけ変えていく…。

©Route 9