羊文学による主題歌「夕凪」をバックに、当たり前の日常の先にある、若者たちが向かうべき“いま”を映し出す『この日々が凪いだら』予告編

23歳の新鋭・常間地裕監督が描き、映画×音楽の祭典「MOOSIC LAB 2019」にて好評を得た『ゆうなぎ』が、海外セールス会社「Asian Shadows」との契約を経て一新され、『この日々が凪いだら』と名を変え、2022年2月25日に公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

短編映画『なみぎわ』(2018)や『Female』(2019)が各映画祭で好評を博してきた常間地裕監督の初長編作となった本作は、さまざまな変化に向き合う若者たちによる群像劇を繊細な筆致で描き出す。

予告編では、主人公・宮嶋大翔(サトウヒロキ)とヒロイン・望月双葉(瀬戸かほ)の出会いのシーンからはじまり、当たり前の日常の先にある、向かうべき“いま”を映し出す。二人の衝突の場面からは、羊文学の書き下ろし主題歌「夕凪」が鳴り響き、魅力的なキャストの紹介の後、船上にいる大翔の印象的な表情で締めくくられる。

『この日々が凪いだら』
2022年2月25日 新宿シネマカリテにて公開、以後全国順次ロードショー
監督・脚本・編集:常間地裕
主題歌:羊文学「夕凪」
出演:サトウヒロキ 瀬戸かほ 山田将 小田篤 藤原季節 五頭岳夫 山之内すず 川瀬陽太
配給:Filmssimo

【ストーリー】 故郷を捨てるように上京してきた宮嶋大翔(サトウヒロキ)。建設現場で働く彼は、花屋で働く望月双葉(瀬戸かほ)と出会い、いつしか恋人同士の関係に。時代は平成から令和へと変化するも、二人の日々は穏やかに流れ、このまま何も変わらないかに思えた。しかし、住居の取り壊しや身近な人の死によって、彼らは変化を余儀なくされる…。

©️ 映画『この日々が凪いだら』製作委員会