寺島しのぶ、祐真キキ、北村龍平監督、清水崇監督らが語る日本映画の今!ドキュメンタリー『世界で戦うフィルムたち』2022年冬公開!

新進気鋭の若手監督・亀山睦実が、世界進出に向けて、自身のキャリア成長にフォーカスをあてた実録式ドキュメンタリー映画『世界で戦うフィルムたち』が、2022年冬に公開されることが決定した。寺島しのぶ、祐真キキ、北村龍平監督、清水崇監督、深田晃司監督、片山慎三監督ら日本を代表する役者、映画監督がインタビューに応じ、日本映画の今を語っている。

亀山睦実(かめやまむつみ)監督がメガホンをとり、米国フェニックス映画祭・国際ホラー&SF映画祭にて日本人初のSFコンペ部門最高賞を受賞した映画『12ヶ月のカイ』。『世界で戦うフィルムたち』は、映画『12ヶ月のカイ』を米国・英国・フランス等の海外国際映画祭へ出品し、各映画祭現地への参加の記録を主軸に、海外で活躍する日本の俳優や監督、映画人や、またこれからを期待されている若手俳優・監督陣へ、亀山監督自らがインタビューを実施し、コロナ禍において映画業界の“ありのままの今”を捉えた作品になっている。

亀山は、日本、そして海外の映画界で活躍するためにはどうすれば良いか、海外映画祭にて約20日間の現地取材および数々のインタビューを実施してきた。インタビュー対象者には、日本を代表する国際派女優・寺島しのぶ、リドリー・スコット製作指揮ドラマシリーズで主演を掴んだハリウッドで活躍する女優・祐真キキ、そして日本だけではなく、ハリウッドでも活躍する北村龍平監督や清水崇監督、またカンヌをはじめとした海外映画祭で活躍する深田晃司監督、若手の実力派『岬の兄妹』『さがす』の片山慎三監督、小説版「スター・ウォーズ」著者、米国・フェニックス映画祭/国際ホラー&SF映画祭審査員のマイケル・A・スタックポールら、各界の著名人が出演している。当時を振り返り、亀山監督は「覚悟を決めて始めた試行錯誤の1人旅ではありましたが、記録を進めていくうちに、私のような新人監督を応援し励まし、癒してくださるたくさんの方々に出会うことが出来ました。皆一様に、『面白い映画を作りたい』と熱い気持ちを持ち、日本映画が世界に広がる可能性に希望を抱いています」とコメントしている。

■亀山睦実(監督) コメント
このコロナ禍にたった1人で、言葉も通じない海の向こうへ飛び出す。正気の沙汰ではないと自分でも思いました。けれどもそうしなければ、『12ヶ月のカイ』に関わった皆の努力が報われないどころか、自らのキャリアさえも捨てることになってしまう。海を渡るか、映画をやめるか、背水の陣でした。覚悟を決めて始めた試行錯誤の1人旅ではありましたが、記録を進めていくうちに、私のような新人監督を応援し励まし、癒してくださるたくさんの方々に出会うことが出来ました。皆一様に、「面白い映画を作りたい」と熱い気持ちを持ち、日本映画が世界に広がる可能性に希望を抱いています。彼らが、そして私たちが諦めず挑戦し続ける限り、未来を切り開くヒントは必ず見つかると私は確信しています。

『世界で戦うフィルムたち』
2022年冬 全国公開
監督:亀山睦実
出演:大石菊華 岡田深 工藤孝生 祐真キキ 寺島しのぶ 中垣内彩加 中屋柚香 皆川暢二 石橋夕帆 宇賀那健一 掛尾良夫 加藤綾佳 亀山睦実 カン・ハンナ 片山慎三 北村龍平 清水崇 田中大貴 戸田彬弘 ニールソン・ブラック 野本梢 深田晃司 松本卓也 マイケル・A・スタックポール ルイス・ザビー