アレクサンドル・ヴェテール「自分を変えるチャンスなの!」『MISS ミス・フランスになりたい!』予告編&ポスタービジュアル

本国フランスで公開されてすぐに再ロックダウンになり1週間しか劇場公開されなかったにも関わらず好成績を残したばかりか、主演俳優アレクサンドル・ヴェテールの美しさで話題をさらったフランス映画『MISS ミス・フランスになりたい!』の公開日が2月26日に決定し、併せて、予告編、ポスタービジュアル、場面写真がお披露目となった。

本作は、主人公・アレックスが、女性の美と知性を競う場であるミスコンに男性であることを隠して参加、夢と現実の違いに悩みながらも自分の殻を破り、自分だけの生き方や価値観を見つけていく物語。

予告編は、「おもちゃの修理者さんになること」「プロのサッカー選手になること」と子供たちが次々と“自分の将来の夢”を語る中、9歳の美少年アレックス(アレクサンドル・ヴェテール)が自分の夢は“ミス・フランス”であることを明かすシーンから始まる。しかしその後、アレックスはクラスメイトから冷やかされてその夢を封印。さらに両親を事故で失い、本当の自分を取り戻せないままの大人へと成⻑してしまっていた。そんな時偶然、幼馴染のエリアス(クエンティン・フォーレ)と再会する。彼が努力の末に自分の夢を叶えたことを知り、自分自身も忘れかけていた幼い頃からの夢「ミス・フランスになる」ことに向き合うことを決意し、下宿先で家族同然に暮らす個性的な面々にその気持ちを伝える。最初は面食らった彼らも、アレックスの気持ちが本物だとわかり、それぞれの得意分野を持ち寄って彼の夢の実現に協力することに。やがて“ミスコン”審査を一歩ずつ突破し、夢が少しずつ現実に近づいていくアレックス。しかし、華やかなイメージとは裏腹にウォーキング、テーブルマナーなど、想像以上にハードなレッスンが続く日々にうんざり。思わず吐いた弱音に対し指導者である女性からは「完璧と普通の違いが分かる?数ミリよ」「なぜ、優勝したいの?」とその甘さをたしなめられ、ミスコン参加者の女性たちからは仲間外れにされてしまう。そして、自分が夢に近づくほど開いていく友人たちとの距離。徐々にその辛さに耐えきれなくなっていくアレックスだったが、下宿先で母のように慕うヨランダ(イザベル・ナンティ)から「他人に自分の価値を決めさせるな」という言葉を貰い、自分の殻を破ることで手に入れることができた仲間たちからの励ましも得てあらゆる困難にまっすぐ立ち向かっていく。本物の「ミス・フランス実行委員会」と提携したことで実現した、リアリティのある厳しい選考の内幕や参加者たちが纏う美しく華やいだ数々の衣装も必見だ。

ポスタービジュアルは、アレックスがハイヒールや香水、リップなど纏う人の“美しさ”を際立てさせるモチーフに囲まれたデザインになっている。実際のミスコン参加中のアレックスのショットも挿入される。

『MISS ミス・フランスになりたい!』
2月26日(金)より、シネスイッチ銀座ほか全国公開
監督・原案・共同脚本:ルーベン・アウヴェス
音楽:ランバート
出演:アレクサンドル・ヴェテール イザベル・ナンティ パスカル・アルビロ ステフィ・セルマ

【ストーリー】 9歳の美少年アレックス(アレクサンドル・ヴェテール)は「ミス・フランスになること」が将来の夢だった。しかし、自分を愛してくれていた両親を事故で失って以降、自分を取り戻せないままで24歳の大人に成⻑していた。そんな中、大好きだった幼馴染のエリアス(クエンティン・フォーレ)と偶然再会、彼が努力の末に小さな頃からの夢を叶えたことを知り、自分も、忘れかけていた“夢”にもう一度向き合うことを決意する。それは“男性であることを隠しながらコンテストに臨む”という誰の目にも不可能に思える挑戦だった。その後、下宿先で全てを明かしたアレックスは、母のような存在である家主のヨランダ(イザベル・ナンティ)をはじめ、心優しい親友でドラァグ・クイーンのローラ(ティボール・ド・モンタレンベール)など、多国籍でボーターレスな下宿の個性的な面々に助けられながら、男性であることを隠したまま過酷な“ミスコン”競争の審査を一歩ずつ突破、夢が少しずつ現実に近づいていくが…。

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