バカリズム「完全犯罪じゃないと…!」井浦新と“殺人”を成し遂げようと奮闘するも…?「殺意の道程」予告編&ポスタービジュアル

ドラマ「素敵な選TAXI」、「住住」、第55回ギャラクシー賞・テレビ部門の奨励賞およびバカリズム個人の特別賞のほか、第36回向田邦子賞を受賞した「架空OL日記」など脚本家としても多彩な作品を手掛けるバカリズムのオリジナル脚本を、本人と井浦新のダブル主演でドラマ化する「殺意の道程」(読み:さついのみちのり)が、11月9日よりWOWOWプライムにて放送される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、脚本家としても高い評価を得るバカリズムが、復讐というシリアスな設定の中で、普通の映画やドラマでは省略されるであろう、どうでもいい部分をやたら細かくリアルに描く、新感覚サスペンスコメディ。ある日、一人の男が取引会社社長の裏切りにあい自殺した。その息子と従弟は社長に復讐を誓う。綿密な計画を立て、完全犯罪の準備を行おうとする二人。しかし、事はそう上手くは運ばない。どこで打ち合わせをするのか?必要な物資は?いつ行うのか?

予告編では、いとこ同士の一馬(井浦新)と満(バカリズム)が復讐のために共謀し、“初めての殺人”を成し遂げようと試行錯誤する姿が緊張感漂う映像とともに映し出される。さらに、キャバクラ嬢・このは(堀田真由)とゆずき(佐久間由衣)の助けも得て、“完全なる復讐”を計画する二人の道程が少しずつ明かされる。本格サスペンスを予感させる映像とともに散りばめられたキーワードやセリフからは、バカリズム脚本ならではの世界観への期待が、否が応にも高まる。

ポスタービジュアルには、「全ては、復讐のために。」というコピーが添えられ、正面を見つめる一馬と満の表情からは、静かに燃え上がる殺意が感じられる。

WOWOWオリジナルドラマ「殺意の道程」
11月9日(月)より、WOWOWプライムにて放送開始(全7話)※第1話無料放送
毎週月曜 深夜0時~放送
監督:住田崇
脚本:バカリズム
音楽:大間々昴
出演:バカリズム 井浦新 堀田真由 日野陽仁 飛鳥凛 河相我聞 佐久間由衣 鶴見辰吾

【ストーリー】 ある日、小さな金属加工会社の社長・窪田貴樹(日野陽仁)が自ら命を絶った。貴樹は取引先の社長・室岡義之(鶴見辰吾)の口車に乗せられ、多額の負債を抱えてすべてを失い、絶望してビルの屋上から投身した。遺族たちの訴えもむなしく一切罪を問われずに、のうのうと裕福に暮らす室岡への復讐を心に誓う貴樹の息子・窪田一馬(井浦新)。一馬はいとこの吾妻満(バカリズム)とともに室岡殺害の完全犯罪を企てる。しかし、人を殺すにも準備は必要。これまで一度も犯罪に手を染めたことのない二人は、一馬の親友・重盛隼人(河相我聞)や、重盛となじみのキャバクラ嬢・このは(堀田真由)、同じくキャバクラ嬢・ゆずき(佐久間由衣)といった信頼する人々の協力を得て、悪戦苦闘しながら殺害方法を探っていく。「殺害計画の打ち合わせ」から「必要な物資の買い出し」、「殺害実行のシミュレーション」など。果たして、一馬と満は復讐を成し遂げられるのか。