北村匠海「DJとキャベツの千切りの練習をした」主人公・アゲ太郎に決定!伊藤健太郎ら共演!『とんかつDJアゲ太郎』

2014年から2017年まで「少年ジャンプ+」にて連載された、原案・イーピャオ、漫画・小山ゆうじろうによる同名ギャグ漫画を実写映画化する『とんかつDJアゲ太郎』が、6月19日より公開される。このほど、主人公・アゲ太郎を北村匠海が演じ、共演で山本舞香、伊藤健太郎、伊勢谷友介らが出演、そして監督は『チワワちゃん』の二宮健が務めることが発表された。

物語の舞台は東京・渋谷の片隅にある老舗とんかつ屋「しぶかつ」。勝又揚太郎はその三代目の跡取り息子だが、父・揚作のもと、キャベツの千切りの毎日。ある日、弁当の配達で渋谷のクラブへ。はじめて訪れたその場所で音楽にあわせ盛り上がるフロアに、これまでにない高揚感を体感したお調子者の揚太郎は、“とんかつ”も“フロア”もアゲれる男「とんかつDJアゲ太郎」を目指す。しかし、豚肉にも触ったことがない、DJ機材にも触ったことのない揚太郎の道のりは一に勢い、二に勘違い、三は運命の出会い…と爆走爆笑のハプニングだらけ。揚太郎は果たして「とんかつDJ」になれるのか…!?

主人公・アゲ太郎を演じるのは、『君の膵臓をたべたい』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、『君は月夜に光り輝く』などのヒット作で若者から絶大な支持を受ける一方、ダンスロックバンド「DISH//」のボーカル&ギターとしても幅広い活躍を見せる、北村匠海。繊細な表現で高い演技力が評価される北村が、今までのイメージを覆す、勢いと勘違いが持ち前のお調子者のアゲ太郎を演じ、まさにあの手この手で観客の笑いを誘う。そもそも原作の大ファンであった北村は、まさか自分がアゲ太郎を演じるとは思いもしなかったという。

また、アゲ太郎が憧れる見習いスタイリスト・苑子に、2019年「世界で最も美しい顔100人」(TC Candler)で日本人最高順位の22位を獲得し、世界が誇る美貌を持ちつつ、『暗殺教室』でのヒロイン役や『東京喰種トーキョーグール【S】』など数多くの話題作に出演する山本舞香。アゲ太郎のライバルともなる気鋭の大人気DJ屋敷蔵人(やしきくらうど)に、ドラマ「今日から俺は!!」のツッパリ、「アシガール」の若君と多面的な魅力で大ブレイク、主演の北村と公私ともに付き合いのある伊藤健太郎。そしてアゲ太郎のDJの師匠、DJオイリーには、『あしたのジョー』、『るろうに剣心』、『翔んで埼玉』など、幅広い演技で原作の人気キャラクターに息吹を吹き込む実力派俳優・伊勢谷友介が扮する。そのほか、加藤諒、浅香航大、栗原類、前原滉、池間夏海、片岡礼子、ブラザートムとバラエティに富んだ俳優たちが集結した。

監督は、映画『チワワちゃん』で疾走する若者を見事に切り取り、卓越した映像と音楽センスで今、日本映画業界が大注目する二宮健が務める。

■北村匠海(勝又揚太郎役) コメント
原作コミックは僕の周りにいる音楽関係の友達たちの間でも話題の1冊でした。ポップでキャッチーな絵柄とコミカルな笑い。そこに、DJのレジェントたちへの深い理解とリスペクトもあり勉強にもなる。ユーモアと本気の、そのいい塩梅のギャップが最高です。そんなマンガの主人公、アゲ太郎をまさか自分が演じるなんて…と、最初は戸惑いました。バカで全力で一直線。そんなアゲ太郎のテンションについていくのに必死でした。正直、「DJととんかつは同じだ!」と言われてもちょっと違うんじゃない?って思います(笑)。でも、とんかつビートの中に身を委ねていると不思議と「あ、これ同じかも!?!!」となる瞬間がいくつもあって、それが面白かったです。撮影前にはDJの練習だけでなく、キャベツの千切り練習もかなりしました。おかげで線のように細くリズミカルに千切りできるまで上達しました。

■山本舞香(服部苑子役) コメント
台本を読んだ時、どんな映像や音楽になるんだろうと想像するだけでワクワクしました。私は、クラブに行ったことがなくて、もちろんDJも見たことない!だから、クラブでの撮影は、どんなところなんだろう!?と、かなり好奇心旺盛に観察してしまいました(笑)。苑子はアゲ太郎の憧れの女の子です。アゲ太郎みたいな不器用な男の子を助けてあげる優しさがあり、場を明るくする子だなって思ったので、笑顔を大事に演じました。匠海くんのアゲ太郎はこれまでにない新鮮な感じ。撮影前は変顔して気合いを入れていて。それで、振り切ったお芝居をしているのが面白かったです。

■伊藤健太郎(屋敷蔵人役) コメント
僕が演じた、屋敷はアゲ太郎のライバル的存在。IT企業を立ち上げ、社長業をやりながらDJとしても才能を持つすごいヤツ。一見、無表情でクールなんだけれど根っこにはアゲ太郎くらいアツいものを持っている。その熱量を忘れずに大事にしながら演じました。17、8歳から「売れような」って切磋琢磨してきた匠海とこんないい形で共演できたことは夢のようです。

■伊勢谷友介(尾入伊織/DJオイリー役) コメント
同じ道を志す若いヤツに、いい加減ながら道を指し示すDJオイリーという存在は、今いる自分の立場とも似通う部分が多く、抵抗感なくとても自然な形で役柄に入ることができました。北村くんはもちろん、三代目のチームと一緒にいることが多かったので、若い子たちとの時にくだらなく、時に真面目な会話もとても楽しかったです。なにか没頭できるものをみつけ、パワフルに人生を広げていく若者たちの姿をみることは、それだけでとてつもない幸福感や高揚感を与えてくれる。そのことに、この作品で改めて気づかされました。

■二宮健(監督) コメント
この度、とんかつもクラブのフロアもアゲられる男「とんかつDJ」を目指すアゲ太郎に負けない、華やかなパワープレイで「とんかつDJアゲ太郎」を実写映画化するという大業を、偉大なキャスト&スタッフチームで成しました。「お客さんに思いっきり楽しんで欲しい!」という熱いバイブスヤバめの一品に揚がっております!そして、グルーヴ感MAXのキャストたちが、アゲ太郎ワールドの中で、未だ見せたことのなかったコメディセンスをアゲアゲのサクサクで炸裂させてます。揚げたてで早くお届けしたい。それでは、前人未到のウルトラHAPPYムービーで、皆さんのハートとお腹と耳を満たしに2020スペシャルイヤー参上致しますので、どうぞお楽しみに!!

■イーピャオ(原作/原案) コメント
先走るけど、やるときゃやる!愛すべき東京ボーイ・アゲ太郎と北村さんとのハマり具合が最高でした!そして彼を取り巻く家族、友達、DJ、憧れのヒロイン…渋谷の道玄坂を一本入れば現実にみんな住んでんじゃないか?って妙な感覚に…この世界、混ざりたいッス!

■小山ゆうじろう(原作/漫画) コメント
こんなヘンテコな作品に、日本が誇る超実力・超個性派俳優たちが結集し、結果、良い化学反応が起こりまくっていた!全キャストのハマり具合にbig up!は言わずもがな、特に、勝又一家の4人からは、グルーヴ感すら漂っていた!

『とんかつDJアゲ太郎』
6月19日(金) 全国ロードショー
監督・脚本:二宮健
原作:イーピャオ(原案)、小山ゆうじろう(漫画)「とんかつDJアゲ太郎」
出演:北村匠海 山本舞香 伊藤健太郎 加藤諒 浅香航大 栗原類 前原滉 池間夏海 片岡礼子 ブラザートム 伊勢谷友介
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 東京・渋谷の片隅にある老舗とんかつ屋「しぶかつ」。勝又揚太郎(北村匠海)はその三代目だ。店を継ぎたいわけじゃないけれど、他にやりたいこともみつからない。父・揚作の元、豚肉にはまだ触らせてもらえず、キャベツの千切りの毎日。ある日、弁当の配達で渋谷のクラブへ。はじめて訪れたその場所で音楽にあわせ盛り上がるフロアにこれまでにない高揚感を得た。やる気ゼロだったアゲ太郎はとんかつもフロアもアゲれる男「とんかつDJアゲ太郎」になるため、二つの高き頂点を目指し、歩き出す!

©イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会