米人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」の初代優勝者でシンガーのケリー・クラークソンが、ハリウッドの殿堂入りを果たした。
▼ケリー・クラークソンのインスタグラム(kellyclarkson)より
2002年に「アメリカン・アイドル」第1シーズンに出演し、圧倒的な歌唱力でグランプリに輝いたケリー。それから20年、9月19日にエンターテインメント業界で活躍した人物を称える「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(Hollywood Walk of Fame)」のスターを獲得し、米カリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッド大通りで開催されたセレモニーに出席した。
式典には「アメリカン・アイドル」でケリーの審査員を務めた音楽プロデューサーのサイモン・コーウェル、歌手のポーラ・アブドゥル、ミュージシャンのランディ・ジャクソンがお祝いに駆けつけた。
▼ケリー・クラークソン「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」セレモニーの映像
ケリーは「アメリカン・アイドル」で優勝後、2002年にシングル「ア・モーメント・ライク・ディス」でデビュー。「ウィズアウト・ユー」、「ストロンガー(ホワット・ダズント・キル・ユー)」などの大ヒット曲を世に送り出し、これまでに3度のグラミー賞を受賞。最近では音楽オーディション番組「ザ・ヴォイス」に審査員として出演したほか、自身のトーク番組「ザ・ケリー・クラークソン・ショー」で司会を務めるなど幅広く活躍している。
セレモニーで、ケリーは「私は才能ある人々をたくさん知っています。歌が好きな人、歌声が素晴らしい人、曲を作る人、トーク番組の司会をする人も…多くの人に可能性があるなか、チャンスをもらえたことをとても幸運に思っています」とスピーチした。
先日9月4日、「アメリカン・アイドル」で優勝に輝いた日から20年を迎え、ケリーはメッセージをインスタグラムに投稿。「20年前の今日、私は『アメリカン・アイドル』で優勝し、人生が変わりました…この20年、音楽とTVの世界で築いてきた家族と友情は、私にとってかけがえのないものです」と記し、「20年前、私に投票してくれたすべての皆さん、ありがとう!」とファンに感謝の気持ちを伝えていた。
▼ケリー・クラークソンのインスタグラム(kellyclarkson)より
そんなケリーは、今年6月に最新EP「KELLYOKE/ケリーオーケ」を発表。9月9日にはドリー・パートンとデュエットした楽曲「9 to 5」をリリースした。
私生活では2013年にタレントマネージャーのブランドン・ブラックストックと結婚し、2021年に離婚した。元夫婦の間には8歳の娘リバー・ローズ、6歳の息子レミントンがいる。