「恋人たちのクリスマス」などのヒット曲で知られるシンガーのマライア・キャリーが、音楽授賞式「BETアワード」にサプライズ出演した。
▼マライア・キャリーのインスタグラム(mariahcarey)より ※以下写真すべて
6月26日に米ロサンゼルスにて、ブラックミュージック&カルチャーの祭典「BETアワード」の授賞式が開催。最優秀新人賞を受賞したラッパーのラトー(Latto)が、最新アルバム「777」に収録されている「イッツ・ギヴィン」、そして、マライアの1995年の大ヒット曲「ファンタジー」が使用された「ビッグ・エナジー」のリミックスのパフォーマンスを披露した。
▼BETアワードのパフォーマンス映像
「ビッグ・エナジー」のパフォーマンスの冒頭では、「ファンタジー」のリミックス版に参加したオール・ダーティー・バスタード(ODB)の息子でラッパーのヤング・ダーティー・バスタードが登場し、父のバースを歌唱する場面も。
ショーの後半、暗転したステージにシルエットが映し出されると、ブラックドレス姿のマライアが、おなじみの超高音“ホイッスルボイス”を出しながら登場。パワフルな歌声を響かせて会場を大いに沸かせた。
▼マライア・キャリー(左)、ラトー(右)
本年度のBETアワードでは、ブルーノ・マーズ&アンダーソン・パークのプロジェクト、シルク・ソニックの「アン・イヴニング・ウィズ・シルク・ソニック」がアルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。授賞式では、ラトーのほか、リゾ、メアリー・J. ブライジ、リル・ウェイン、ジャック・ハーロウ、エラ・メイ、リック・ロス、チャンス・ザ・ラッパーらがパフォーマンスを披露した。
現在53歳のマライアは、1990年にシングル「ヴィジョン・オブ・ラヴ」でデビューし、2億万枚以上のアルバム・セールス、グラミー賞をはじめ数々のアワード受賞歴を誇る。女優としては、『プロポーズ』(1999)、『プレシャス』(2009)、『大統領の執事の涙』(2013)、『レゴバットマン ザ・ムービー』(2017)などに出演。私生活では、元夫で俳優&ラッパーのニック・キャノンとの11歳の男女の双子モンロー&モロッカンがいる。