マーベル映画『エターナルズ』などに出演するサルマ・ハエックが、ハリウッドの殿堂入りを果たし、式典での記念写真をインスタグラムに投稿した。
▼サルマ・ハエックのインスタグラム(salmahayek)より ※以下写真すべて
11月5日公開されたマーベル最新作『エターナルズ』、グッチ一族を描く新作映画『ハウス・オブ・グッチ』と話題作への出演が続くサルマ。エンターテインメント業界で活躍した人物を称える「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(Hollywood Walk of Fame)」の2709番目のスターを獲得し、11月19日に米ロサンゼルスのハリウッドにて行われた式典に出席した。
▼『エターナルズ』予告編
母国メキシコでブレイク後、ハリウッドに進出して成功したサルマ。式典のスピーチでは、アメリカに渡った直後の1990年代にハリウッドで見知らぬ人に刃物で刺されそうになった体験や、映画関係者に帰国を促されたことなどを振り返り、「私は『ここ(アメリカ)では誰にも求められていない』と思いました。しかし、私はここにとどまりました。ハリウッドでは誰も私のことを知らなくても、アメリカにいるラテン系の人々は私を知っている。彼らは私が彼らのように夢を持ってアメリカに来たことを理解してくれる」と勇気付けられたと語り、「何事にも全力を尽くしてください。努力をして、自分が取り組んでいることに喜びを見出してください」とメッセージを送った。
▼(左から)アダム・サンドラー、『エターナルズ』に出演したクメイル・ナンジアニ、映画プロデューサーのヴィクトリア・アロンソ、サルマ・ハエック、クロエ・ジャオ
セレモニーでは『エターナルズ』のメガホンをとったクロエ・ジャオ監督、『アダルトボーイズ青春白書』で共演したアダム・サンドラーが出席し、サルマに賛辞を贈った。
現在55歳のサルマは、1988年にデビューし、メキシコのTVドラマ「Teresa(原題)」(1989)で知名度を上げ、ハリウッドに進出後、ロバート・ロドリゲス監督の『デスペラード』(1995)でブレイク。メキシコの画家フリーダ・カーロを演じた『フリーダ』(2002)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。最近は、オーウェン・ウィルソン共演のSF映画『ブリス 〜たどり着く世界〜』(2021)、ライアン・レイノルズ&サミュエル・L・ジャクソンが共演したアクションの続編『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(原題)』(2021)などに出演している。
レディー・ガガ、アダム・ドライバーら共演の最新作『ハウス・オブ・グッチ』は2022年1月14日に公開。さらに、ハビエル・バルデム、エル・ファニング共演の新作映画『選ばなかったみち』が2022年2月25日に公開される。
私生活では、2009年にケリング(KERING)の会長兼CEOのフランソワ・アンリ・ピノーと結婚。2人の間には、14歳の娘ヴァレンティナがいる。