神木隆之介「僕が蜷川実花さんの世界観に入っても良いのかな」、柴咲コウ「ファッション好きな方々にも」『ホリックxxxHOLiC』2022年4月公開!

2003~2010年にヤングマガジンで連載され、単行本の売り上げが累計1400万部を突破した、創作集団・CLAMPの大ベストセラー同名コミックを、蜷川実花監督が神木隆之介と柴咲コウのダブル主演で映画化する『ホリックxxxHOLiC』が、2022年4月29日より公開されることが決定した。併せて、蜷川監督撮り下ろしのビジュアルと、神木演じる四月一日、柴咲演じる侑子のキャラクター写真がお披露目となった。

人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日。その能力を消し去り普通の生活を送りたいと願う四月一日は、ある日、一羽の蝶に導かれ、不思議な“ミセ”にたどり着く。「どんな願いも叶えてあげる。ただし、それに見合う対価をいただく」。妖しく美しい“ミセ”の女主人・侑子は、四月一日の願いを叶えるために、彼の“一番大切なもの”を差し出すように囁くのだが…?

原作は、耽美的なビジュアルで超常現象を描き、カリスマ的な存在である創作集団・CLAMPの大ベストセラー同名コミック。ヤングマガジンで連載され(2003~2010年)、単行本の売り上げは累計1400万部を突破。これまで小説化・アニメ化・実写ドラマ化・舞台化をされてきた超人気コミックが、初めて実写映画化される。


© CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社

監督は、日本を代表するトップクリエイターであり、世界屈指の写真家である、蜷川実花。2019年に『Diner ダイナー』『人間失格 太宰治と3人の女たち』という全くタイプの違う監督2作品がヒットし、2020年には、Netflixオリジナルドラマ「FOLLOWERS」が世界190か国で配信されるなど、映像作品でも目を瞠る実績を残す。刊行当時から原作のファンで、約10年にわたり映画化を熱望し構想を温めてきたという蜷川。その絵柄の美しさが熱い支持を集める唯一無二なCLAMPの世界を、艶やかで華やかな、誰をも魅了する圧巻ビジュアルで映像化する。

高校生・四月一日君尋(ワタヌキキミヒロ)を演じるのは、数々のヒット作・話題作に主演する実力派俳優・神木隆之介。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えるという特殊な能力のせいで人と距離をとり、普通の生活を送りたいと願う孤独な青年役を繊細に、力強く、演じ切る。本作ではVFX満載のアクションにも挑戦、“アヤカシ”との対決シーンにも要注目だ。また、どんな願いも叶えるという不思議な“ミセ”の女主人・壱原侑子(イチハラユウコ)を演じるのは、女優・歌手・レトロワグラース代表と様々な顔を持ち、第一線で活躍し続ける柴咲コウ。四月一日の能力を見抜き、対価と引き換えに彼の願いを叶えようと申し出る妖しく美しい女性を、そのエキゾチックな美貌と卓抜した演技力で体現する。ダブル主演となる神木と柴咲の共演は、神木が10歳の時に出演したTVドラマ「Dr.コトー診療所」以来となる。

公開されたビジュアルは、映画撮影時に蜷川監督自らが撮り下ろした1枚。四月一日(神木隆之介)を導く侑子(柴咲コウ)が妖艶に微笑みかけ、蜷川監督ならではの『ホリックxxxHOLiC』の世界観に期待が高まる至極の一枚となっている。

▼スタッフ&キャスト コメント

■蜷川実花(監督)
「どうしてもxxxHOLiCを映画化したい!」と最初に打ち合わせをしてから、約10年。様々なことを乗り越えてやっと完成しました。終わってみるとこの時期に公開できることに、ある種の「必然」を感じます。音を立てて世界が変わる瞬間を体験した私たち、今だからこそ『xxxHOLiC』の中で語られていることが、より滲み入るように入ってきます。「この世界ではみんな誰かと関わって、何かを共有している。選ぶのはあなた自身、未来はそれぞれの選択の先に在る」原作の持つ力に導かれながら、新しい表現にたどり着けたと思います。やり切りました。ぜひ劇場にお越しください。

Q:柴咲コウについて。
昔から「いつか一緒にやりたい」と熱望していました。出演が決定した時点で、この作品の成功を確信しました。とても難しい役ですが、柴咲さんの侑子さんとしての説得力がとにかく素晴らしく、原作ファンの方にも納得してもらえる侑子像になっていると思います。ずっと見たかった圧倒的に美しい柴咲コウの姿を見ることができて、まだ興奮しています。

Q:神木隆之介について。
「四月一日は神木くんしかいない」と思っていて、今回ご一緒できて本当に良かったです。ほぼ初顔合わせでしたが、正確に正解を導く演技力に、本番の熱量に、撮影中は驚きの連続でした。神木隆之介の才能をたくさん浴びる幸福な時間、とにかく楽しく充実した撮影でした。今いちばんの推し!安心して推せる!またワクワクする仕事をぜひご一緒したいです。

■神木隆之介(四月一日君尋役)
まさか僕が蜷川実花さんが表現する「xxxHOLiC」に出させてもらえるとは思ってませんでした…。すごく嬉しかったです。僕なんかが実花さんの世界観に入ってしまっても良いのかな。と思っていましたが、優しく迎え入れてくれました。ありがとうございました!柴咲コウさんとは、僕が小学生の時に共演させていただき、また一緒に作品を作らせていただくことができて幸せでした。「xxxHOLiC」よろしくお願いします!

■柴咲コウ(壱原侑子役)
「蜷川実花」という唯一無二の色彩美を持った方が作り出す映像の中に溶け込めること。クランクイン前のフィッティングやメイクテストの時からすでにその世界観を楽しんでいました。また、以前から原作を読みなおす度、“四月一日”のイメージが神木隆之介さんと重なり、まさに現場でも“四月一日”そのものの佇まいでした。“四月一日”と侑子の不思議な関係性が自然に醸し出せたと思います。映画としては、押し黙って観るというよりも、内装・衣装・メイク・ヘア…様々な美術について、仲間とあれこれ語り合いながら観られたらより楽しめる作品だと思いました。ファッション好きな方々にも是非ご覧頂ければと存じます。

『ホリックxxxHOLiC』
2022年4月29日(金) 全国公開
監督:蜷川実花
原作:CLAMP「xxxHOLiC」
脚本:吉田恵里香
出演:神木隆之介 柴咲コウ
配給:松竹 アスミック・エース

【ストーリー】 人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(神木隆之介)。その能力を消し去り普通の生活を送りたいと願う四月一日は、ある日、一羽の蝶に導かれ、不思議な“ミセ”にたどり着く。「どんな願いも叶えてあげる。ただし、それに見合う対価をいただく」。妖しく美しい“ミセ”の女主人・侑子(柴咲コウ)は、四月一日の願いを叶えるために、彼の“一番大切なもの”を差し出すように囁く。四月一日は、侑子のもとで暮らし“ミセ”を手伝うように。やがて同級生の百目鬼やひまわりとも仲を深めていき、悩みを抱えた人々と出会ううち、想像を超える大事件に巻き込まれていく…。

©2022 映画「ホリック」製作委員会 cCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社