俳優のウィル・スミスの娘でシンガーとして活躍するウィロー・スミスが、名作『ファイト・クラブ』のブラッド・ピットに変身したフォトを自身のインスタグラムに投稿した。

▼ウィロー・スミスのインスタグラム（willowsmith）より

10月31日のハロウィンに21歳の誕生日を迎えたウィローは、記念日に合わせて、1999年の映画『ファイト・クラブ』でブラッド・ピットが演じたキャラクター、タイラー・ダーデンに扮した姿を公開。柄シャツの上から赤のジャケットを羽織り、ピンクの石鹸が詰め込まれたアタッシュケースや殴られた後の怪我も見事に再現、クールな仮装を披露した。

▼『ファイト・クラブ』米国版予告編

キャプションには、ブラピ演じるタイラーが、エドワード・ノートン演じる主人公に言う台詞「俺を思いっきり殴れ（I want you to hit me as hard as you can）」とつづられている。

▼ウィロー・スミスのインスタグラム（willowsmith）より

▼ウィロー・スミスのインスタグラム（willowsmith）より

▼ウィロー・スミスのインスタグラム（willowsmith）より

『ファイト・クラブ』は、『セブン』（1995）でブラピとタッグを組んだデヴィッド・フィンチャーが監督を務めたサスペンス。不眠症に悩まされている会社員の主人公（エドワード・ノートン）が、石鹸のセールスマンを名乗る謎の男タイラー・ダーデン（ブラッド・ピット）に導かれ、男たちが殴り合いのために集う地下秘密組織“ファイト・クラブ”で日常の鬱憤を解放するが、次第に自分を制御できなくなっていく。主人公と出会う自由奔放な女性役をヘレナ・ボナム＝カーターが演じ、オスカー俳優のジェレッド・レトも端役で出演、現在もカルト的な人気を誇っている。

俳優のウィル・スミスと女優のジェイダ・ピンケット・スミスの間に生まれたウィローは、2007年に父ウィルが主演を務めた映画『アイ・アム・レジェンド』で役者デビュー。歌手としては、2010年にシングル「Whip My Hair」をリリースし、2015年にデビューアルバム「Ardipithecus」を発表。今年7月16日、ブリンク182のドラマーであるトラヴィス・バーカー、アヴリル・ラヴィーンらパンク・ロックアーティストをゲストに迎えたニューアルバム「Lately I Feel Everything」をリリースした。