歌手のコーディー・シンプソン「3年後に会おう」競泳で東京五輪出場ならずもパリ五輪を目指す!

シンガーソングライターで、競泳選手として活動するコーディー・シンプソンが、母国オーストラリアのオリンピック最終選考会に出場。残念ながらオリンピックへの出場はかなわなかったが、前向きなメッセージを自身のインスタグラムで発信している。

▲コーディー・シンプソンのインスタグラム(codysimpson)より

少年時代は有望な水泳選手だった24歳のコーディーは、2020年初めに水泳を再開し、競泳のオリンピックオーストラリア代表を目指してトレーニングを開始。6月17日にオーストラリアのアデレードで開催された東京オリンピック最終選考会の男子100mバタフライに出場した。

レースは52.94秒を記録し、最終の8位でフィニッシュするという結果に。選考会で落選してしまったが、コーディーは将来へのポジティブな気持ちをインスタグラムにつづっている。

レースを振り返ったコーディーは、「自分にとって初めてのオーストラリアのオリンピック選考会でレースをしたのは、なんて素晴らしい経験だったんだろう。今年の目標は最終選考会に進むことで、1年にも満たないトレーニングで達成することができた。今年は想像していたよりもずっと遠くまで来られて、国内の最高の選手たちとレースができただけでも名誉なことだった」と投稿。「トレーニングに戻るのが待ちきれない。3年後に会おう」と、2024年にフランスで開催されるパリオリンピックに向けて意気込んでいる。

▲コーディー・シンプソンのインスタグラム(codysimpson)より ※2021年2月11日投稿

コーディーは、12歳の時にYouTubeにアップしたパフォーマンス動画がきっかけでレコード会社と契約し、2010年にデビュー・シングル「iYiYi(アイヤイヤイ)」をリリース。2012年にファーストアルバム「Paradise」を発表し、ジャスティン・ビーバーのツアーでサポートアクトを務めた。2017年から2019年まではバンド「コーディー・シンプソン&ザ・タイド」のメンバーとして活動。私生活ではモデルのジジ・ハディッド、シンガーのマイリー・サイラスと交際して話題に。2019年には人気音楽リアリティ番組のオーストラリア版「ザ・マスクド・シンガー」に出演し、初代優勝者となった。

俳優としては、2015年にコメディドラマ「クーガータウン」にゲスト出演。2018年にはブロードウェイミュージカル「アナスタシア(原題)」でメインキャラクターのディミトリ役を務め、最近はスリラー映画『Smiley Face Killers(原題)』(2020)に出演した。競泳選手として活動してからは、オーストラリアの競泳選手たちを追ったAmazonのドキュメンタリーシリーズ「Head Above Water(原題)」に出演、今年6月にオーストラリア・米国ほかにて配信された。