『トランスフォーマー』シリーズ、『テッド』シリーズで知られるマーク・ウォールバーグが、母親のアルマ・ウォールバーグが死去したことをインスタグラムで発表した。
▲妻のレア・ダーナム(上段中央)、(下段左から)次女グレイス、母アルマ・ウォールバーグ、マーク・ウォールバーグ、長女エラ、次男ブレンダン、長男マイケル
マーク・ウォールバーグのインスタグラム(markwahlberg)より
4月18日に母の死去を発表したマークは、「僕のエンジェル。安らかに」と追悼メッセージを投稿。マークと妻でモデルのレア・ダーナム、2人の4人の子供たちで、現在17歳の長女エラ、15歳の長男マイケル、12歳の次男ブレンダン、11歳の次女グレイスがアルマを囲んでいる思い出のファミリーフォトを公開し、「グランマ、恋しいよ」と別れを惜しんだ。
米メディア「People」によると、アルマは認知症と闘った末、78歳でこの世を去った。
マークの2歳年上の兄で『ソウ』シリーズなどに出演した俳優のドニー・ウォールバーグは、アルマが大好きだったというレジーナ・ベルの楽曲「If I Could」に乗せたメモリアルムービーをインスタグラムで公開。「こんなにも素晴らしい女性から生まれ、育てられ、教えを受け、人生を歩むことができた僕はとても恵まれている」「ママ、安らかに休む時が来た。愛してるよ。寂しくなる。今日もこれからもずっとあなたに感謝し、祝福するよ」と母への想いをつづった。
▲ドニー・ウォールバーグ(左)、アルマ・ウォールバーグ(右)
ドニー・ウォールバーグのインスタグラム(donniewahlberg)より
2020年7月にアルマの体調についてインスタグラムで報告していたドニー。「僕の訪問中、母はあまり思い出すことができず、混乱することも多かったけど、彼女はアルマのままだった。みんなを明るくしてくれるし、僕を笑顔にさせてくれた。まだ頑固だよ。彼女のベイビーであるドニーを愛してくれる」と伝えていた。
母としてマークとドニーを含めた9人の子供を育ててきたアルマは、2014年から2019年にわたって米国で放送された、ウォールバーグ家が経営するハンバーガーレストランを舞台にしたリアリティ番組「Wahlburgers(原題)」に出演していた。
現在49歳のマークは、1994年に『勇気あるもの』で映画デビュー。『バスケットボール・ダイアリーズ』(1995)、『悪魔の恋人』(1996)などに出演後、『ブギー・ナイツ』(1997)でブレイク。『パーフェクト ストーム』(2000)、『ミニミニ大作戦』(2003)などの話題作に出演し、『ディパーテッド』(2006)の演技でアカデミー賞助演男優賞やゴールデン・グローブ賞助演男優賞などにノミネートされた。大ヒットコメディ映画『テッド』(2012)、その続編『テッド2』(2015)でのコミカルな演技でも人気を博し、人気SFアクションシリーズ『トランスフォーマー/ロストエイジ』(2014)、『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017)では主演を務めた。
最近はNetflixのアクション映画『スペンサー・コンフィデンシャル』(2020)に出演。待機作には、2021年9月24日に米国公開予定でディラン・オブライエン共演のSFアクションスリラー『インフィニット(原題)』、2022年2月18日に米国公開予定でトム・ホランド共演の『アンチャーテッド(原題)』がある。