マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）のピーター・パーカー／スパイダーマン役で知られるトム・ホランドが、米人気トーク番組にリモート出演。インタビュー中にズボンを穿いていないことを明かした。
▲トム・ホランド（左）、ジミー・ファロン（右）
「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」のインスタグラム（fallontonight）より
2月25日に『スパイダーマン』シリーズ第3弾のタイトルが『Spider-Man: No Way Home（原題）』に決定したことが発表され、ますます期待が高まっている本作。トムは、ジミー・ファロンがホストを務めるトーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」にリモート出演し、同作や3月12日よりApple TV＋で配信される新作映画『チェリー』について語った。
今年2月、ズボンを穿かずにリモートインタビューを受けている姿を自身のインスタグラムに投稿していたトム。司会者のジミーがトムに「オンライン取材では快適に過ごしているようだね」と問いかけつつ、『アベンジャーズ』シリーズに続き『チェリー』でトムとタッグを組んだアンソニー＆ジョー・ルッソ兄弟のSNSの投稿を紹介。トムからインスピレーションを受けたと思われるジョー監督のオンライン取材中の姿を公開した。
▲トム・ホランド（左）、ジョー・ルッソ監督
アンソニー＆ジョー・ルッソ兄弟のインスタグラム（therussobrothers）より
「ジョー監督の脚が僕よりもきれいなのがおもしろい」と笑ったトムは、「監督が脚の毛を剃っているかはわからないけど、僕はそうする必要はないよ。僕は思春期前のティーンエイジャーだからね」と、ジョークを交えつつコメント。「脚をちらっと見せるよ！」と椅子から立ち上がると、今回のインタビューもズボンを穿かずに受けていることを明かした。
▲トムが出演した「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」
トムのリモートワーク姿は1：00から
ジミーから「ズボンは穿いてないけど靴下は履いたままだよね」と聞かれると、「冷えるから」とシンプルに答えたトム。「スーツのジャケットを着ると暑すぎるから脚を出してる。解放感があって心地いいんだけど、つま先は冷えるから靴下を履いてるよ（笑）」と続けた。
番組では、『スパイダーマン』最新作の話題に。2014年公開の『アメイジング・スパイダーマン2』で悪役のエレクトロ役を演じたジェイミー・フォックスが同役で出演することが報じられ、ジミーが真相を探ろうとするものの、トムはノーリアクション。過去にスパイダーマン役を演じたトビー・マグワイヤ、アンドリュー・ガーフィールドがカメオ出演するという噂も囁かれているが、トムは「彼らがいたら最高だけど、何も聞いてないよ。僕はスパイダーマン役だから、脚本を最初から最後まで読んでる。僕に内緒にしているとしたらミラクルだよ。今のところ2人の出演はない」と否定した。
ネタバレをしない姿勢を貫いたトムだったが、弟のハリー・ホランドが『スパイダーマン』最新作、『チェリー』にカメオ出演することを番組内で明かしている。2月初めにスパイダーマンのスーツ姿でハリーを肩車している写真をインスタグラムで公開していたトムは、「弟と一緒に撮影できてすごく楽しかった。母も父もきっと誇りに思う」と嬉しそうに語った。
▲ハリー・ホランド（上）、スーツ姿のトム・ホランド（下）
トム・ホランドのインスタグラム（tomholland2013）より
2017年『スパイダーマン：ホームカミング』、2019年『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』に続く、『スパイダーマン』シリーズの第3弾『Spider-Man: No Way Home』には、トムのほか、MJ役のゼンデイヤ、ネッド役のジェイコブ・バタロンらが続投し、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチが出演。ジェイミー・フォックスに加え、2004年公開の『スパイダーマン2』で悪役のドック・オク役として登場したアルフレッド・モリーが参戦することも報じられている。同作は、12月17日に米国公開予定だ。
現在24歳でイギリス出身のトムは、『リトル・ダンサー』の舞台版「ビリー・エリオット ミュージカルライブ／リトル・ダンサー」（2008）でデビューし、『インポッシブル』（2012）で映画デビュー。『わたしは生きていける』（2013）、『白鯨との闘い』（2015）などを経て、MCUのピーター・パーカー／スパイダーマン役に抜擢され、『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ』（2016）で初登場した。MCUの映画シリーズでは『スパイダーマン：ホームカミング』（2017）で主演を務め、シリーズ第2弾『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』（2019）、MCUのヒーローが集結する『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』（2018）、『アベンジャーズ／エンドゲーム』（2019）でも同役を演じた。
待機作には、『スパイダーマン』シリーズ第3弾、『チェリー』のほか、デイジー・リドリー共演の『カオス・ウォーキング（原題）』（3月5日米国公開予定）、人気ゲームの映画化となる『アンチャーテッド（原題）』（2022年2月11日米国公開予定）がある。
