トム・ホランド、『スパイダーマン』第3弾の撮影は「最高だけど変な感じ!」クリス・プラットとのライブ配信で語る

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のピーター・パーカー/スパイダーマン役で知られるトム・ホランドが、同シリーズでピーター・クイル/スター・ロードを演じるクリス・プラットが発信したインスタグラムの生配信に登場し、『スパイダーマン』シリーズへの想いを語った。

▲クリス・プラット(上)、トム・ホランド(下)
クリス・プラットのインスタグラム(prattprattpratt)より

昨年公開されたディズニー&ピクサーのアニメーション『2分の1の魔法』でも共演した2人。クリスは大晦日にチャリティ企画としてインスタグラムでライブ配信を行い、トムはゲストの一人として、母国イギリスの両親の家からパジャマ姿で登場した。

2021年12月の公開に向けて『スパイダーマン』シリーズ第3弾を撮影中のトムは、2020年を振り返り、「数ヶ月前に『スパイダーマン3』の撮影が始まって、最高なんだけど、アトランタに戻って撮影しているからすごく変な感じだ。アトランタは僕がスパイダーマン役のオーディションを受けた場所だから」とコメント。

現在24歳のトムは、2015年にMCUのスパイダーマン役に抜擢され、2016年公開の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でシリーズに初登場した。「オーディションをやったところで実際に撮影すると、一周して元の場所に戻っているような不思議な感じがする。18歳の子供が緊張して『あぁ、受かってほしいなぁ!』って思いながら通ったドアを、24歳になってまた通って、3作目の映画を作るなんて…。自分の身に起こった全てのことを楽しんでいるから最高だよ」と笑顔で語った。

『スパイダーマン』シリーズ第3弾は、前2作に続きジョン・ワッツ監督がメガホンをとり、MJ役のゼンデイヤ、ネッド役のジェイコブ・バタロンらが続投するほか、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチが出演。さらに、2014年公開の『アメイジング・スパイダーマン2』で悪役のエレクトロ役を演じたジェイミー・フォックスが参戦することが報じられた。同作は2021年12月17日に米国公開予定だ。

一方、クリスは2023年公開予定の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ第3弾のほか、2022年公開予定の『マイティ・ソー』シリーズ第4弾『ソー:ラブ・アンド・サンダー』(原題)の出演が決定している。トムから次回作について聞かれたクリスは、「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』もあるし、『マイティ・ソー』にも出演する。『マイティ・ソー』はオーストラリアで撮影があって、1週間ほど訪れる予定だよ」と明かしている。

▲スター・ロードのアクションフィギュアを披露するクリス
クリス・プラットのインスタグラム(prattprattpratt)より

『マイティ・ソー』シリーズ第4弾『ソー:ラブ・アンド・サンダー』は、前作に続きタイカ・ワイティティ監督がメガホンをとり、主人公ソー役のクリス・ヘムズワースをはじめ、ジェーン役のナタリー・ポートマン、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソンが続投。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズからクリス・プラットが登場するほか、新たに『ダークナイト』シリーズで知られるクリスチャン・ベールが参戦する。同作は、2022年5月6日に米国公開予定だ。