『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミルが、同シリーズでレイア姫役を演じた故キャリー・フィッシャーとの思い出の2ショットをインスタグラムで公開した。
▲キャリー・フィッシャー(左)、マーク・ハミル(右)
マーク・ハミルのインスタグラム(hamillhimself)より
キャリーの死去から4年、マークは2ショットを公開し、キャリーのあるエピソードを披露。1980年公開の『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』のロケ地で、氷の惑星ホスの舞台にもなったノルウェーの山岳地帯、フィンセで行われた撮影での写真をシェアした。極寒の撮影地で、マークとキャリーは『スター・ウォーズ』のロゴ入りスノージャケット姿で頬を寄せ合っている。
マークは「『帝国の逆襲』の撮影初日、ノルウェーのフィンセにて。キャリーはここでの出演シーンはなかったんだけど、楽しいことを見逃さないように、ただ遊びにやって来た」と投稿。出番がないにもかかわらず、キャリーはノルウェーまで駆けつけたようだ。
▲マーク・ハミルのインスタグラム(hamillhimself)より
シリーズ第1作となる1977年公開の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で、主人公ルークが育った砂漠の惑星タトゥイーンはチュニジアで撮影が行われたが、キャリーは「いつも『スター・ウォーズ』の撮影でチュニジアに行かなかったことを後悔していた」とのこと。
キャリーがノルウェーを訪れたのは「自分のクルー用のスノージャケットを手に入れるためでもあったんだよ」と明かしたマーク。最後に、「もちろん、僕は今でも自分のものを持ってるよ」と付け加えている。
このエピソードを受け、2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』からチューバッカ役としてシリーズに参加したヨーナス・スオタモは、「いつも僕たちの心の中に。この思い出をシェアしてくれてありがとう」とコメントを送っている。
キャリーは、レイア姫役を再演した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開後、2016年12月23日に飛行機内で心臓発作を起こし、4日後の27日に60歳でこの世を去った。2017年公開の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が遺作となり、2019年公開の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』では未使用映像で登場を果たした。
昨年12月、キャリーの4回目となる命日を迎え、マークは『スター・ウォーズ』シリーズのエンドクレジットを引用し、「私たちの姫、キャリー・フィッシャーを追悼して」という追悼メッセージを発信していた。
▲マーク・ハミルのインスタグラム(hamillhimself)より
現在69歳のマークは、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)で主人公ルーク・スカイウォーカーに抜擢され、続く『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)に出演。新シリーズ『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)でも同役で登場した。声優としても活躍しており、アニメーション映画『バットマン マスク・オブ・ファンタズム』(1993)ではジョーカー役を演じ、アニー賞にノミネート。さらに『バットマン・ザ・フューチャー 甦ったジョーカー』(2000)でも同賞にノミネートされた。近年はホラー映画『チャイルド・プレイ』(2019)のチャッキー役の声を担当した。