エリオット・ペイジ「皆さんの愛と支えが最高の贈り物」トランスジェンダー公表後、感謝のメッセージ!

『JUNO/ジュノ』、『インセプション』などに出演したエリオット・ペイジが、トランスジェンダーであることを公表後、初のセルフィーをインスタグラムで公開。感謝の気持ちをつづったメッセージを投稿した。

▲エリオット・ペイジのインスタグラム(elliotpage)より

12月にトランスジェンダーであることを公表し、名前をエレン・ペイジから改名したことを伝えていたエリオット。2020年も終わりに近づき、パーカー姿のセルフィーを公開したエリオットは、「心から感謝しています。皆さんの愛と支えが最高の贈り物です。無事でいて、お互いのためにそこにいてください」とメッセージ。トランスジェンダーのコミュニティをサポートしている団体の支援を呼びかけ、「2021年に会いましょう」と締めくくった。

12月2日、声明文をインスタグラムで発表したエリオットは、「私がトランスジェンダーであるということを皆さんにお伝えします。私の代名詞は“彼/彼ら(he/they)”であり、私の名前はエリオットです。これを書いていること、人生でこの場所にたどり着けたことを幸運に思います」と述べた。

「私は自分がトランスジェンダーであること、クィアであることを愛しています」と伝え、最後に「日々ハラスメントを受け、自己嫌悪に陥り、虐待や暴力に怯えている全てのトランスジェンダーの人々へ、私は皆さんを見ています。愛しています。この世界をより良く変えていくため、できる限りのことをしていきます」とつづっていた。

▲エリオット・ペイジのインスタグラム(elliotpage)より

現在33歳のエリオットは、1997年からキャリアをスタートさせ、2002年に『Marion Bridge』(原題)でスクリーンデビュー。SFアクション『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006)で注目を集め、『JUNO/ジュノ』(2007)で予期せぬ妊娠をした女子高生役を演じ、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。以降も、ドリュー・バリモア監督の『ローラーガールズ・ダイアリー』(2009)、クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』(2010)、Netflixのドラマシリーズ「アンブレラ・アカデミー」(2019〜)などの話題作に出演している。

そのほかの出演作は、『ローマでアモーレ』(2012)、『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)、『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』(2015)、『フラットライナーズ』(2017)など。私生活では、2018年にダンサー&振付師であるエマ・ポートナーと結婚した。