『デッドプール』シリーズでおなじみのライアン・レイノルズが、最新作『フリー・ガイ』の公開日をキャスト&監督とオンライン会議で話し合うというプロモーション動画を自身のインスタグラムに投稿した。
▲ライアン・レイノルズのインスタグラム(vancityreynolds)より
本作は、何でもありのゲームの世界を舞台に、自分がゲームの世界の住人で、しかもモブキャラだと気づいてしまった男が“正義の味方”になるために立ち上がるアクション・アドベンチャー。今年7月3日に米国公開、8月14日に日本公開予定だった本作は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、12月11日に米国公開、2021年1月8日に日本公開と変更された。
話題作の公開延期が次々と発表されるなか、本作の12月の米国公開に先立ち、最新のUS版予告編がお披露目になったばかり。US版予告編の公開前、ライアンは、本作のプロモーションクリップをインスタグラムに投稿。映像は、ライアンをはじめとするキャストとショーン・レヴィ監督がオンラインで集結し、映画の公開が延期となった場合に備えたプロモーション案について話し合うという内容となっている。
▲(上段左から)ジョディ・カマー、ライアン・レイノルズ、(中段左から)ウトカルシュ・アンベードカル、リル・レル・ハウリー、(下段左から)ショーン・レヴィ監督、ジョー・キーリー
ライアン・レイノルズのインスタグラム(vancityreynolds)より
最初に、ライアンが「『フリー・ガイ』、クリスマス公開!」と提案。続いて、ジョディ・カマーが「新年公開」、リル・レル・ハウリーが「バレンタインデー公開」と意見を出していくが、「7月4日」「オリンピック前後」「ハロウィーン」「火星が逆行する時」と、次々と先伸ばされ…。最後に、ショーン監督が「これで大丈夫だと思うよ」とキャスト陣をフォローしている。
その後、ライアンがインスタグラムで紹介した最新US版予告編は、しっかりと「12月11日公開」という表記となっているが、まだ油断できないと感じたようで、キャプションには「『フリー・ガイ』、12月11日公開?」とつづっている。
今冬公開予定だった映画では、ダニエル・クレイグ主演のスパイ・アクション『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』、マーベル映画『ブラック・ウィドウ』の公開日が今年11月から2021年4月に変更されるなど、大作映画の公開延期が相次いでいる。
ライアンは、TVシリーズ「ふたりの男とひとりの女」(1998〜2001)で一躍有名になり、その後は『ブレイド3』(2004)、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)などに出演。『X-MEN』のスピンオフ映画『デッドプール』(2016)では主人公デッドプールを演じ、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされ、続編『デッドプール2』(2018)でも主演を続投した。『名探偵ピカチュウ』(2019)では主人公ピカチュウの声を務め、ダンディボイスを披露して話題になった。
そのほかの主な出演作には、リメイク版『悪魔の棲む家』(2005)、『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』(2006)、『カオス・セオリー』(2007)、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)、『あなたは私の婿になる』(2009)、『デンジャラス・ラン』(2012)、『ハッピーボイス・キラー』(2014)、『白い沈黙』(2014)、『黄金のアデーレ 名画の帰還』(2015)、『ライフ』(2017)、『ヒットマンズ・ボディガード』(2017)、『6アンダーグラウンド』(2020)など。待機作には、ここでも話題となっている、ゲームの世界の“背景(モブ)キャラ”を演じる『フリー・ガイ』(2021年1月8日公開予定)がある。