ヒュー・ジャックマン、エミー賞にノミネート!ライアン・レイノルズが祝福のメッセージ「クレイジーだ」

マーベル・コミック原作の映画『X-MEN』シリーズのローガン/ウルヴァリン役でおなじみのヒュー・ジャックマンが、第72回エミー賞リミテッド・シリーズ部門の主演男優賞にノミネートされ、『デッドプール』シリーズで知られるライアン・レイノルズがお祝いのメッセージを送った。

▲ライアン・レイノルズ
ヒュー・ジャックマンのインスタグラム(thehughjackman)より

7月28日(現地時間)に第72回エミー賞のノミネーションが発表され、ヒューは映画『バッド・エデュケーション』の演技で、リミテッド・シリーズ部門の主演男優賞にノミネート。これを記念して、ヒューは、ライアンからの祝福のコメント動画を公開した。

デッドプール役で知られるライアンとウルヴァリン役でおなじみのヒューは、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)で共演して以来、SNSなどでお互いにいじり合っている仲。

ライアンは「バディ、おめでとう!エミー賞にノミネートされたそうだね。クレイジーだよ。クレイジーだ。君がノミネートにふさわしくないからではなくてね…」とお祝い。納得できない表情を浮かべたライアンへ、ヒューは「少し顔色が悪いよ」とジョークで反応している。

ノミネーションの発表後、ヒューは同作の写真とともに、「『バッド・エデュケーション』のキャストとスタッフへ、エミー賞ノミネートおめでとう。(エミー賞主催の)テレビ芸術科学アカデミーと(製作の)HBOの素晴らしい皆さんに感謝します」と喜びのコメントを発信している。

▲ヒュー・ジャックマンのインスタグラム(thehughjackman)より

『バッド・エデュケーション』は、米ニューヨーク州ロズリン学区の教育長による実在の巨額横領事件を基に描いたダークコメディ。ヒューは、誰からも親しまれるが、ある秘密を抱える教育長フランク・タソーンを演じた。

エミー賞の同部門には、ヒューのほか、マーク・ラファロ(「アイ・ノウ・ディズ・マッチ・イズ・トゥルー」)、ジェレミー・アイアンズ(「ウォッチメン」)、ジェレミー・ポープ(「ハリウッド」)、ポール・メスカル(「ノーマル・ピープル」(原題))がノミネートされた。授賞式は、9月21日(日本時間)に開催される。

オーストラリア出身のヒューは、SFアクション『X-メン』(2000)で主人公ローガン/ウルヴァリン役に抜擢され、同作は大ヒットを記録。続く『X-MEN2』(2003)、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006)、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)、『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)、『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)、『LOGAN/ローガン』(2017)でも同役で出演した。また、ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』(2012)ではジャン・バルジャン役を演じ、アカデミー賞主演男優賞にノミネート、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞。ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』(2017)でも歌声を披露している。舞台でも活躍しており、2004年にブロードウェイ「ザ・ボーイ・フロム・オズ」でトニー賞ミュージカル部門主演男優賞に輝いた。

そのほかの出演作は、『ニューヨークの恋人』(2001)、『ソードフィッシュ』(2001)、『プレステージ』(2006)、『タロットカード殺人事件』(2006)、『彼が二度愛したS』(2008)、『リアル・スティール』(2011)、『プリズナーズ』(2013)、『チャッピー』(2015)、『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(2015)、『イーグル・ジャンプ』(2016)、『フロントランナー』(2018)、アニメーション映画『ミッシング・リンク』(原題/2019)などがある。