世界中で高い評価を受けている河瀨直美監督が、生まれ故郷である奈良県を舞台に、ジュリエット・ビノシュと永瀬正敏をダブル主演に迎えた映画『Vision』が、6月8日より全国公開となる。本作の上映会付き完成披露イベントが5月17日に丸の内ピカデリーで行われ、永瀬正敏、岩田剛典、夏木マリ、美波、森山未來、河瀨直美監督が登壇した。ここでは本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC：早速、監督、キャストの皆さんをお呼びいたしましょう！永瀬正敏さん、岩田剛典さん、夏木マリさん、美波さん、森山未來さん、河瀨直美監督です！

それではご挨拶をいただければと思います。まずは吉野の山を守る山守として、猟犬コウと静かに暮らす智を演じました、永瀬正敏さんです。

永瀬：こんにちは、永瀬です。本日はわざわざありがとうございます。やっと皆さんに観ていただけるということで、感想を後で聞かせてください。よろしくお願いします。

MC：どうもありがとうございました。続きまして、鋭い感性を持つ女性アキを演じられました夏木マリさんです。

夏木：奈良の山で1000年生きておりました、アキという役をやらせていただきました夏木マリです。よろしくお願いします。今日はお忙しいところ、こんなにたくさんの方にお会いできて嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

MC：ありがとうございました。続きまして、山に迷い込んだ謎の青年、鈴を演じました岩田剛典さんです。

岩田：皆さんこんにちは。鈴を演じさせていただきました、岩田剛典です。僕は初号試写を観て、本当に感動しまして、観ている方が森の中にいるような感覚になる神秘的で素晴らしい、美しい映画になっています。今日は皆さんに観ていただくのを楽しみにして来ました。最後までよろしくお願いします。