MC：そうなんですね。ありがとうございます。そして、この『曇天に笑う』、ヒロイン不在、男だらけのかっこいい台詞、見せ場がある作品なんですけれども、ぜひ福士さんと中山さんに、ご自身のお気に入りのシーン、台詞を教えていただきながら、もしよければ再現をここでしていただけないかなと。見たいですよね。兄弟のシーンもいろいろあったと思います。

福士：2人のシーンですか？

MC：そうじゃなくてもいいですよ。他の方でもいいですし、ご自身のシーンでも構いません。

中山：僕は、台詞としてお気に入りでもありますし、結構言った台詞として、この『曇天』の空丸の台詞として一番最初に何が浮かぶかと言われたとき、これでしたね。「兄貴――！！！」やっぱり「兄貴」っていう台詞は結構言ったので。

MC：映画史に残る「兄貴」でした。

中山：ありがとうございます。いじってないですよね？

（会場爆笑）

MC：いじってません（笑）。本当に思ってます（笑）。

中山：豪快にいじられたんかと思ったけども（笑）。

MC：そんなことはありません（笑）。福士さんはいかがですか？

福士：僕も空丸に関するんですけど…これ、言ったほうがいいのかな？横から歩いて現れるんですよ…それで…「弟を返してもらおうか？」っていうところ！（笑）。

（会場拍手）

福士：弟への気持ちとかが含まれていて、すごくいいなと思っています。

MC：鳥肌が立っちゃいました。ありがとうございます！ぜひ本編でもそのシーンを楽しみにしていただけたらと思います。あっという間なんですが、お時間がきてしまいましたので、最後に福士さんから皆さんにご挨拶、メッセージをお願いしたいと思います。

福士：この映画はアクションエンターテインメントなんですが、ド派手なアクションがいっぱいあります。たくさんのかっこいい男たちが出ています。そして、愛のある映画だとも思っていますので、家族愛、兄弟愛、いろんな愛が皆さんに伝わったらいいなぁと思います。劇場でご覧ください。ありがとうございました！

MC：ありがとうございます！以上をもちまして、映画『曇天に笑う』公開直前トークイベントを終了させていただきます。どうぞ皆さん、大きな拍手でお見送りください。

福士：ありがとうございました！

『曇天に笑う』
3月21日（水・祝）　全国公開
監督：本広克行
原作：唐々煙「曇天に笑う」（マッグガーデン刊）全6巻+外伝
脚本：高橋悠也
主題歌：「陽炎」サカナクション（NF Records／ビクターエンタテインメント）
出演：福士蒼汰　中山優馬　古川雄輝　桐山漣　大東駿介　小関裕太　市川知宏　加治将樹　若山耀人　池田純矢　若葉竜也　奥野瑛太　宮下かな子　深水元基　山路和弘　東山紀之
配給：松竹

【ストーリー】　「どんな時でも笑っていられる強い男になれ！」が信条のお調子者、曇天火（福士蒼汰）は、3兄弟の長男で、弟思いで人々から慕われていた。どんな悪党にも負けない最強の男として村を守っている一方で、実は弟にも言えない秘密を抱えていた。彼らの暮らす地では、300年に1度曇り空が続く日、世界を滅ぼす破壊の神・オロチ（大蛇）が復活し、人々に災いをもたらすという伝説があった。ついに曇り空が続き、オロチ復活がささやかれるある日、オロチの力を利用し、政府転覆を目論む忍者集団・風魔一族が村を襲い、明治政府と大闘争がおき、それに巻き込まれた天火の弟・空丸（中山優馬）は、命を狙われ捕らわれの身になってしまう。弟を救うため、単身で風魔一族に戦いを挑む天火だが、仲間の裏切りに遭い絶体絶命の窮地に―。果たして天火は愛する弟を守れるのか？そして彼が隠し続けてきた秘密とは―？

©2018映画「曇天に笑う」製作委員会　©唐々煙／マッグガーデン