福士蒼汰、本作のヒロインは中山優馬!? 映画『曇天に笑う』増上寺プレミアイベント

福士蒼汰主演、本広克行監督でおくる、大ヒットコミックシリーズの実写映画化『曇天に笑う』が3月21日より全国ロードショーとなる。本作の公開に先だち、1月29日に港区の浄土宗 大本山 増上寺でプレミアイベントが行われ、キャストの福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、若山耀人、加治将樹、監督の本広克行が登場した。

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原作のコミックシリーズは2011年から連載がスタートし、2014年にはTVアニメ化、2015年からは舞台化され、様々なメディアで人気を博している。そして今回の実写映画化では、本作が時代劇映画初主演となる福士蒼汰が主演を務め、『踊る大捜査線』シリーズ、『亜人』の本広克行監督がメガホンをとる。さらに、5人組ロックバンドのサカナクションが映画主題歌「陽炎」を書き下ろしている。

完成披露イベントは、増上寺大殿内にて、本編の冒頭にも登場する和太鼓バンドGOCOOによるド派手な和太鼓パフォーマンスからスタート。曇印の特製山車に乗り和装を纏ったキャスト陣が境内に登場すると集まったファンから大歓声が沸いた。

鉄扇を武器に闘う三兄弟の長男・曇天火を演じた福士は「鉄扇で闘うのは難しかったのですが、僕はカリという武術をやっていたので、技術を応用しました。でも下駄をはいてのアクションは大変でした」と述べつつ、「安全第一でやっていたので、大きな怪我はなかったんですけど…」と続けると、本広監督から「骨にヒビ入んなかったっけ?」とツッコミが。会場から驚きの声があがる中、福士は「そうですね、ご迷惑をかけた点もありましたが、動き的には問題なく、皆さんの配慮もあり」と、周りのキャストやスタッフに感謝の言葉を伝えた。

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次男の空丸を演じた中山は「福士くんが、身長も大きいしイケメンやし、最初にあった時から、すぐ兄貴として受け入れられました」と、すんなり兄弟役に溶け込んだという。実際は末っ子だという福士は「現場で優馬と耀人が弟でいてくれたので、2人が兄にさせてくれた感覚」と笑顔でコメントした。

男だらけの現場の感想を聞かれた福士は「今作のヒロインは優馬だと思っているので、僕はその相手役(笑)」と冗談交じりに述べると、隣の中山も「そうよ」と女性っぽい語り口でうなずき、会場を爆笑させていた。

本作のタイトルにかけて、笑顔になるものを聞かれた福士は「家族の笑顔。この間、母親の誕生日があって、家族で祝ったんですけど、母親が喜んでいる顔を見ると自分も嬉しい」と、理想の息子を地で行くような発言が。同じ質問に中山は「ワンちゃんです。僕が家を出る時まで布団から出てこないんです。僕が『もう仕事行くからね!』ってキレ気味に言うと出てきてくれるのが、たまらなく笑顔になります」とペットにメロメロであることを明かしていた。

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『曇天に笑う』
3月21日(水・祝) 全国公開
監督:本広克行
原作:唐々煙「曇天に笑う」(マッグガーデン刊)全6巻+外伝
脚本:高橋悠也
主題歌:「陽炎」サカナクション(NF Records/ビクターエンタテインメント)
出演:福士蒼汰 中山優馬 古川雄輝 桐山漣 大東駿介 小関裕太 市川知宏 加治将樹 若山耀人 池田純矢 若葉竜也 奥野瑛太 宮下かな子 深水元基 山路和弘 東山紀之
配給:松竹

【ストーリー】 「どんな時でも笑っていられる強い男になれ!」が信条のお調子者、曇天火(福士蒼汰)は、3兄弟の長男で、弟思いで人々から慕われていた。どんな悪党にも負けない最強の男として村を守っている一方で、実は弟にも言えない秘密を抱えていた。彼らの暮らす地では、300年に1度曇り空が続く日、世界を滅ぼす破壊の神・オロチ(大蛇)が復活し、人々に災いをもたらすという伝説があった。ついに曇り空が続き、オロチ復活がささやかれるある日、オロチの力を利用し、政府転覆を目論む忍者集団・風魔一族が村を襲い、明治政府と大闘争がおき、それに巻き込まれた天火の弟・空丸(中山優馬)は、命を狙われ捕らわれの身になってしまう。弟を救うため、単身で風魔一族に戦いを挑む天火だが、仲間の裏切りに遭い絶体絶命の窮地に―。果たして天火は愛する弟を守れるのか?そして彼が隠し続けてきた秘密とは―?

©映画『曇天に笑う』製作委員会 ©唐々煙/マックガーデン