『一度も撃ってません』『半世界』『弟とアンドロイドと僕』の阪本順治監督が、2年ぶりの映画出演となる伊藤健太郎を主演に迎えてオリジナル脚本で描く意欲作『冬薔薇（ふゆそうび）』が、6月3日より公開される。このほど、5月17日に新宿ピカデリーにて完成披露上映会が行われ、キャストの伊藤健太郎、小林薫、余貴美子、そして阪本順治監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

『一度も撃ってません』『半世界』『弟とアンドロイドと僕』の阪本順治監督が、2年ぶりの映画出演となる伊藤健太郎を主演に迎えてオリジナル脚本で描く意欲作『冬薔薇（ふゆそうび）』が、6月3日より公開される。このほど、5月17日に新宿ピカデリーにて完成披露上映会が行われ、キャストの伊藤健太郎、小林薫、余貴美子、そして阪本順治監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC：皆さんから一言ずつご挨拶をいただきます。まずはじめに、主演の伊藤健太郎さんです。

伊藤：伊藤健太郎です。今日、ここに立てていることを、この景色を見られていることを非常に嬉しく思っております。初日がまだ控えてはいますけれども、今回、完成披露という形で皆さんにお届けできる日が来たことを非常にありがたく思っております。本日は短い時間だと思いますけれども、ぜひ楽しい時間をみなさんと過ごせたらと思っております。本日はよろしくお願いいたします。

MC：続きまして小林薫さんです。

小林：試写会に足を運んでいただいてありがとうございます。伊藤くんがおっしゃられたのと同じ気持ちなんですけれども、伊藤くんの父親役をやりました小林です。僕もこの日を迎えられてすごく嬉しいです。非常に身近な人達の話でもあるんだなあっていう気持ちでご覧頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。

MC：続きまして、余貴美子さんです。

余：こんなご時世で、憂鬱な気分になりそうなお天気の中、お越しいただきましてありがとうございます。ありがたいと思います。11月に撮影しまして、こんなに早くに作品をご披露できるのも大変嬉しくて、私も久しぶりに板の上に立てたことを大変嬉しく思います。どうかよろしくお願いいたします。

MC：そして監督・脚本を務められました阪本順治監督です。

阪本：あのお、無理にこっち見なくても大丈夫です（笑）。監督が上映前にあれこれ言うのは、よくないと思うので、一言だけ。あの。うん。まあ、ちょっと感慨深いところもありまして…、本当にありがとうございます。