オダギリジョー「10年も愛された作品に参加できて嬉しい」小林薫「深夜食堂」最新作予告編&ポスタービジュアル

2009年より深夜ドラマとしてスタートしてから今年で10年目を迎え、小林薫が主演を務める「深夜食堂」のシリーズ最新作「深夜食堂-Tokyo Stories Season2-」が、10月31日よりNetflixにて配信される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となり、併せて、オダギリジョーとジョセフ・チャンが本作に出演していることが発表された。

深夜ドラマとしてスタートしたにも関わらず回を重ねる毎に反響を呼び、今やその人気は日本のみならず、リメイク版が製作された中国、韓国などのアジアを中心に世界中の人々のお腹と心を満たしてきた「深夜食堂」。記念すべき10年目を迎える今シーズンは、原作コミックの人気エピソードにオリジナルエピソードを交えた全10話で構成される。

予告編は、本シリーズのために撮影された“いま”の東京の街並みから始まる。人が行き交う繁華街の路地裏にひっそりと佇む「めしや」。忠さん(不破万作)や小寿々(綾田俊樹)、竜(松重豊)ら常連に囲まれながら“できるもんなら作るよ”と料理を振舞うマスターのもとには、今宵も、ワケアリな人々が訪れる。“母に捨てられた男・赤井(仲村トオル)”や、“旧友である樺山(勝地涼)と再会した橘(永山絢斗)”、“自信が持てない台湾の映画監督リー(ジョセフ・チャン)”らが登場。マスターや警官の小暮(オダギリジョー)、常連客たちに見守られながら、さまざまな背景を持つ彼らの人間模様が描かれ絶妙に交差する。そして、チキンライス、きつねうどん、グラタン、そば、小梅のおにぎり、たらこのお茶漬けなど、お腹と心を満たしていくマスターの料理も映し出される。

ポスタービジュアルは、10年目を迎えても変わらぬマスターの出で立ちに安心感が漂う。

前シーズンの韓国での撮影に続き、今シーズンでは台湾ロケを敢行。海外からのスペシャルゲストとして、『台北の朝、僕は恋をする』などに出演の実力派俳優ジョセフ・チャンが登場し、オダギリジョーとともに異国の地でもドラマを織りなす。オダギリジョーとジョセフ・チャンはエピソード「甘い卵焼き」で共演を果たす。お互いの印象について「とても真面目で、誠実な人」と同じ回答をするなど、息がぴったりな二人の演技、そして常連客・小寿々(綾田俊樹)の驚きの過去が明かされるドラマオリジナルエピソードとなっている。

■オダギリジョー(小暮/カタギリ役)
いやぁ、もう10年になるんですね。それだけ愛された作品に参加できて、本当に嬉しく思います。今回は台湾での撮影があり、僕も台湾なまりの中国語のセリフに挑戦する事になりました。約1ヶ月みっちりトレーニングした成果が出ていれば良いのですが。ジョセフさんは物静かで穏やかで、芝居に誠実な方でした。

■ジョセフ・チャン(リー役)
以前から「深夜食堂」がとても好きでした。「深夜食堂」は、今の社会にとても求められているストーリーだと思います。それぞれの短いエピソードが、“疎外されたと感じることの多い世界”にも暖かさがあると感じさせてくれます。作品に参加して、その暖かさを私も経験することができました。日本語での演技にはとても緊張しましたが、監督、共演者、スタッフ皆さんの自由な制作に支えられ、現場を家族のように感じました。

Netflixオリジナルシリーズ「深夜食堂-Tokyo Stories Season2-」
10月31日(木)より、Netflixにて全世界独占配信
監督:松岡錠司 山下敦弘 小林聖太郎
原作:安倍夜郎「深夜食堂」
脚本:真辺克彦 向井康介 小嶋健作 大島まり菜
フードスタイリスト:飯島奈美
出演:小林薫 不破万作 綾田俊樹 安藤玉恵 松重豊 余貴美子 仲村トオル 柄本明 柄本佑 勝地涼 永山絢斗 オダギリジョー ジョセフ・チャン