【全文掲載】藤原竜也「飲んでただけ」、豊川悦司「たぶん全部のお店に行ってた」富山県のBARを完全制覇!?

MC:豊川さん、富山での撮影はどうでしたか?

豊川:ほとんど毎晩、竜也くんが飲みに行ってましたね(笑)。

MC:ご一緒だったんですか?

豊川:一緒ではなかったんだよね。お店に行くと、「ここは藤原さんの行き付けの店ですよ」とか、また違う店に行くと、「昨日、藤原さんがいらしましたよ」って(笑)。それが4、5軒くらい続いたので、たぶん全部のお店に行ってたんだろうなって(笑)。

MC:藤原さんは、短い時間で富山中のお店を制覇されたという?

藤原:制覇しましたね(笑)。

MC:ちなみに藤原さん、公式サイトでは、映画を観た方も2倍楽しめる“本通り裏”というサイトもオープンしております。これはもうネタバレを含むということで、公式がこういうことをするのは珍しいですよね。

藤原:観ていただけると分かりますが、僕と太鳳ちゃんは割とノーマルというか普通の感じなんです。豊川さん風間くんが、非常にやっかいなキャラクターなんです。

風間:いやいや(笑)、そんなことないですよ。竜也くんの役もグレーですからね。竜也くんの役も相当怪しいですよ(笑)。でも、観終わった後にバラしちゃいけないというのがあると思うんですけど、“本通り裏”では存分に「私はこう思う」と言っていただいて大丈夫なので、是非語り合っていただけたらと思います。

藤原:でも、本当は、僕と豊川さんは会っちゃいけないんです。

豊川:本当はね(笑)。

MC:映画を観ていただけたら分かると思います。掘込さんは、映画をご覧になっていかがでしたか?

堀込:それぞれの人物がいて、その背景を想像しながら観ると、より楽しいかなと思いました。そこを踏み込んで描かないのが、この映画のカッコいいところかなと思って、それを観る側がいろいろと思いを馳せるのが楽しいと思います。

MC:ありがとうございます。それでは最後に代表して藤原さんからメッセージをいただきたいと思います。

藤原:本当に豪華なキャストでお客さんを一瞬にして小説の世界に、映画の世界に引き込むような映画を監督に、おしゃれに撮ってもらったと思っております。一度観ても二度観ても面白いと思いますし、富山の方たちにも感謝しなければいけません。この場を借りてありがとうございました。そしてこの場所に集まってくれましたお客さんの皆さん、ありがとうございました。皆さんの力を借りて、この作品が一人でも多くの人に観ていただければと思っております。今日は本当にどうもありがとうございました。

『鳩の撃退法』
8月27日(金) 全国公開
監督・脚本:タカハタ秀太
原作:佐藤正午「鳩の撃退法」
脚本:藤井清美
音楽:堀込高樹(KIRINJI)
主題歌:KIRINJI feat. Awich「爆ぜる心臓」
出演:藤原竜也 土屋太鳳 風間俊介 西野七瀬 佐津川愛美 桜井ユキ 柿澤勇人 駿河太郎 浜野謙太 岩松了 村上淳 坂井真紀 濱田岳 ミッキー・カーチス リリー・フランキー 豊川悦司 浜中文一 佐藤新(IMPACTors)
配給:松竹

【ストーリー】 かつては直木賞も受賞した天才作家の津田伸一(藤原竜也)。津田はとあるバーで担当編集者の鳥飼なほみ(土屋太鳳)に、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。神隠しにあったとされる家族、津田の元に舞い込んだ大量のニセ札、囲いを出た鳩の行方、津田の命を狙う裏社会のドン、そして多くの人の運命を狂わせたあの雪の一夜の邂逅…。彼の話は嘘?本当?鳥飼は津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか“検証”を始めるが、そこには“驚愕の真実”が待ち受けていた。

©2021「鳩の撃退法」製作委員会 ©佐藤正午/小学館