【全文掲載】藤原竜也が西野七瀬をハグ!「距離を縮めてくれて…」、風間俊介が明かす藤原竜也からの“奇妙な電話”とは!?「なんだったんですか?」

直木賞作家・佐藤正午による実写化不可能と言われていた同名小説を、藤原竜也主演で映画化する『鳩の撃退法』が、8月27日より公開される。このほど、7月12日に丸の内ピカデリー1にて完成披露イベントが開催され、キャストの藤原竜也、土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、タカハタ秀太監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC:まずは、天才作家、津田伸一を演じました藤原竜也さん、お願いします。

藤原:皆さん、こんにちは。今日はよろしくお願いします。僕はこの映画を二年前に撮っていたと思っていたんですけど、一年前でした。ようやく、大変な状況ですけど、公開を来月に迎えることができて、本当に嬉しく思います。内容としては、僕らも現場で「この話は難しいな」と思いながらやっていて、僕が書いた小説が現実のものになって、これは小説の中の自分なのか、現実の自分なのか、演じながら苦労したところがあったんですけど、ここにいるメンバーで監督の元、楽しく撮影して素敵な仕上がりにしてもらったと思っております。今日は皆さん、楽しんで帰ってください。よろしくお願いします。

MC:津田の担当編集者、鳥飼なほみを演じました、土屋太鳳さん。

土屋:土屋太鳳です。駆けつけてくださって本当にありがとうございます。女優としても映画ファンとしても、ここまで謎が多い作品はそうないのではないかと思います。難しい状況ではありますが、心の中は自由ですので、どうか自由に謎にまみれて深堀りを楽しんでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

MC:読書好きのバーのマスター、幸地秀吉を演じました風間俊介さんです。

風間:本日はお集まりいただきありがとうございます。このように完成した映画を皆さんに観ていただけるということが、まず幸せだなとひしひしと感じています。この作品は、皆さんが観終わった後に、「私はこう思う」「いや、僕はこう思う」っていう、色々な考察が生まれるような、皆さんの頭の中で考えていただいて完成していく、そんな映画だと思ってますので、皆さん観終わった後も「あれは、ああいうことだったのだろうか?」と物語のことを考えて、引き続き『鳩の撃退法』を楽しんでいただけたらなと思います。本日はよろしくお願いします。

MC:津田の通う、コーヒーショップの店員、沼本役を演じました西野七瀬さんです。

西野:西野七瀬です。今日は皆さん、お越しいただきましてありがとうございます。この映画の台本をいただいたときに、私は一回では理解できなかったですが、すごい複雑で面白いストーリーだったので、試写で観たときに「なるほど!」と思うことも多くて、これから皆さんも、何も知らない状態から経験できるのが、ちょっと羨ましくもあります。大いに楽しんでもらえたらいいなと思います。今日はよろしくお願いします。

MC:最後に、タカハタ秀太監督です。

タカハタ:本日はありがとうございます。昨年の3月、まだコロナの感染者が出ていなかった富山市の方で撮影を撮り終えることができまして、一時中断ですとか延期ですとか、場合によっては作品自体を中止せざるを得なくなってしまった現場も多々あったと聞いております。そういう意味では、スタッフ・キャスト、そして現地でお手伝いいただいた多くの皆さんに感謝しております。本日は短い時間ですがよろしくお願いします。