藤原竜也に土屋太鳳、風間俊介が疑惑の声! 富山県での撮影は「新幹線との戦い」だった!?

直木賞作家・佐藤正午による実写化不可能と言われていた同名小説を、藤原竜也主演で映画化する『鳩の撃退法』が、8月27日より公開される。このほど、7月12日に丸の内ピカデリー1にて完成披露イベントが開催され、キャストの藤原竜也、土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、タカハタ秀太監督が登壇した。

全編富山県で撮影されたという本作。「バーが好き」という土屋は、藤原から富山の行き付けのバーを教えてもらったそうで、「早く終わった日にマネージャーさんとワクワクして行ってみたら、もう竜也さんが…」すでに店にいたことを告白。すると藤原は「僕、失礼ですよね。『ここ行ったら良いんじゃないか』って教えたにも関わらず。普通行かないじゃない? 行ってるんですよね、僕(笑)。太鳳ちゃんを待ってるかのように…」と照れ笑い。「さすが常連!」と声を上げた風間に対し、藤原は「長期の滞在だったので、良いお店を見つけておいて太鳳ちゃんに教えた」ことを明かすと、風間から「行き付けじゃないけど、行き付けにしたんですね?」とツッコまれ、「そう。無理やりね(笑)」と素直に認めていた。

撮影時はコロナ前だったそうで、「撮影が早く終わったときは、みんなでお店に行って、楽しい時間を過ごしました。もっと富山に居たかったぐらい」と当時を振り返った藤原。しかし、この言葉に全員がざわつき、土屋からは「竜也さんの戦いは新幹線」という謎のタレコミが。これに観念した様子の藤原は「21時38分ぐらいの新幹線に乗れば、東京に帰れるんですよ。20時45分ぐらいに全カット終了していれば富山駅まで行ける。だからその戦いもありました」と告白すると、風間から「その時間に終わらせることを目標としていたってことですね」と切り込まれ、慌てた様子で「終わらせるとかじゃないくて! もし終わったら帰れるんだよって、太鳳ちゃんに言ってて」と言い訳。すると、今度は監督から「でも現場はその時間を意識してましたよ。竜也さんを最終の新幹線に乗せないとって」と責められ、藤原は「帰ることしか考えてないみたいじゃん…」とボヤきつつ、「新幹線との戦いもありました…」と最後は認めている様子だった。

『鳩の撃退法』
8月27日(金) 全国公開
監督・脚本:タカハタ秀太
原作:佐藤正午「鳩の撃退法」
脚本:藤井清美
音楽:堀込高樹(KIRINJI)
主題歌:KIRINJI feat. Awich「爆ぜる心臓」
出演:藤原竜也 土屋太鳳 風間俊介 西野七瀬 佐津川愛美 桜井ユキ 柿澤勇人 駿河太郎 浜野謙太 岩松了 村上淳 坂井真紀 濱田岳 ミッキー・カーチス リリー・フランキー 豊川悦司 浜中文一 佐藤新(IMPACTors)
配給:松竹

【ストーリー】 かつては直木賞も受賞した天才作家の津田伸一(藤原竜也)。津田はとあるバーで担当編集者の鳥飼なほみ(土屋太鳳)に、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。神隠しにあったとされる家族、津田の元に舞い込んだ大量のニセ札、囲いを出た鳩の行方、津田の命を狙う裏社会のドン、そして多くの人の運命を狂わせたあの雪の一夜の邂逅…。彼の話は嘘?本当?鳥飼は津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか“検証”を始めるが、そこには“驚愕の真実”が待ち受けていた。

©2021「鳩の撃退法」製作委員会 ©佐藤正午/小学館