MC:そしてひとつ発表がありまして。なんと海外の映画祭に続々と決定しました。8月にはカナダのファンタジア国際映画祭メインコンペティション、名称はシュバル・ノワール部門ということで、それからその前の6月は上海国際映画祭 インターナショナル・パノラマ部門NIPPON EXPRESSでの上映が決定しました!
成田:素晴らしい!
藤原:上海行きたいですね〜。
成田:行きたいねー。
高良:なんで上海?
藤原:なんかカナダって、あんまり分からないですね。自然ぐらいしか、イメージが(笑)。
高良:いっぱいあるけどな…(笑)。
MC:成田さん、うれしいですね。
成田:楽しみですね。どういう風に観られるのかがまったく想像が出来ないので、リアクションが楽しみですね。日本の高校生活とか日本の結婚式の様子とかって、なかなか見られる機会がないと思うし、この国のワチャワチャ感をどう見るのかっていうのは楽しみですね。
MC:そういう文化的な部分がどうシェアされていくのか楽しみですよね。松居監督はいかがですか?
松居:プロデューサーの和田さんが「エンドロールに英語を入れよう」って言ってきて、「海外に行きたいから」って言って。でももし入れて海外遠征が決まらなかったら、むちゃくちゃダサいから「やめようよ」と言ったんですけど(笑)。海外の人に観て欲しいという思いでも最初から作っていたのでうれしいのと、僕はコンペっていうのが、他の海外の作品と一緒に戦えるという意味では、すごくうれしいですね。それを願っていたし、すごく曖昧なものだったりをテーマにしてる、もしかした日本的な感覚なのかもしれないから、それを海外の人が観てちょっとでも友達のことを向こうでも思ってくれるって思うと映画ってすごくいいものだなぁと思います。
MC:さあ、ここで今回、本作の公開をお祝いしようとスペシャルゲストの方にお越しいただいてるんですが、これ実は登壇の皆さん、監督も含めてご存知ありません。お客様も知りません…。
成田:誰だ…?
MC:それではスペシャルゲストにご登壇いただきましょう!この方です、盛大な拍手を迎えください!
成田:うわぁああああああ!すごい!
MC:そうです、本作のために主題歌「ゾウはネズミ色」を書き下ろしてくださいました、ウルフルズのトータス松本さんにお越しいただきました。
トータス:どうも、こんにちは。トータス松本です。
MC:会場が騒然となってますが(笑)。トータスさん、ようこそお越し下さいました。ありがとうござんす。改めて皆さんに一言よろしいですか。
トータス:公開おめでとうございます。ああ、こっち(客席)に言うんじゃないのか。今日はありがとうございます(笑)。
MC:ありがとうございます(笑)。成田さんと若葉さんの間に(笑)。ちょうど昨日まで放送されていました朝ドラ(NHK連続テレビ小説「おちょやん」)にもね、トータスさんもご一緒されて。
成田:なかなかいいじゃないですか? 日本で今一番嫌われてる男2人が横並びで(笑)。
若葉:最低だよ(笑)。
トータス:嫌われてたなー(笑)。
成田:お互い様ですね(笑)。
若葉:僕は嫌われてないですけどね。僕は美味しいところだけもらって、“小暮ロス”を産んで帰ってきましたけど(笑)。
トータス:感じが良かったよねえ(笑)。
成田:いやあ、でもうれしい。鳥肌たちました。
トータス:めっちゃ緊張するわあ。こういうの慣れへんから…(笑)。