【全文掲載】吉沢亮、学生時代は「オープンな遊びをしたかった。学校サボって、喫茶店でクラスメイトの悪口を…」、北村匠海「それを遊びとするならヤバい!」

MC:ありがとうございます。続いて今田さんが選んだ熱いシーンを教えてください。

今田:私はタケミチとのブランコのシーンです。タケミチとナオトが初めて出会うシーンで、ナオトがやられちゃってたんですけどタケミチが助けるシーンで、そこからいろいろ物語が始まるんだなみたいな、すごいワクワク感もありながら、ちょっとタケミチもかっこよかったし、ナオトもそこからいろいろと考えて将来…どこまで言っていいのか(笑)。将来いろいろ考えて、いろいろなる(笑)。ワクワクしたシーンです。

MC:間宮さんに笑顔がこぼれてましたけど?

間宮:デカ中学生だって(笑)。(ナオトが)登場してきた時にびっくりするぐらいでかい中学生って思いましたから(笑)。一番背が高いのに、3人に囲まれて。これ勝てたりするんでは?って(笑)。セリフでも「そんな図体でかいんだから」みたいなのも面白かったですね。

北村:あんな身長の中学生はインターハイでバスケした方が良いですよね(笑)。

MC:本作では中学生役から未来の大人のナオトを演じられたということですけど、杉野さん、難しいところっていうのはありました?

杉野:えー、どうでした監督?

英:小学生もやってるし(笑)。見えたもんね、中学生に。

杉野:当時は見えたはずなんですけど、映画で観たときに「あれ、やばくね?」って思っちゃった(笑)。大丈夫ですか?

英:周りの不良も好きにしゃべらしてたら、「お前、毎日牛乳飲んでんだろ?」とか言ってて。みんなそこをいじるんだよね(笑)。

杉野:いじめっていうより、いじられて(笑)。でも、この中学生のシーンが自粛前に撮ったんですけど、この次に現れるのが大人になったナオトなんですけど、それがクランクアップのシーンなんですよ。だから一年間で、結構顔が変わったなっていうのは楽しめるかもしれないです。

MC:ありがとうございます。続きまして鈴木さんが選んだ熱いシーン。

鈴木:僕はここしかないというくらい、ここ好きだったんすけど。マイキー、ドラケンの、頭を下げる病院の廊下のところですかね。ここのドラケンのセリフが大好きで、言ってい良いのかな?「左手を添えるだけ」だっけ?

山田:それ、違う漫画だろ!?それバスケットのやつだろ!? 違うよ! そんなセリフないよ!(笑)。急にツッコませるなよ(笑)。

鈴木:違うか(笑)。でも、ほんと劇場で観てほしいなと思いますね。不良なんだけど1個芯があって、やっぱりそこに立ってるっていうドラケンとマイキーのめちゃくちゃかっこいいシーンなんで。すごく観てて胸が熱くなりました。

MC:このシーンは鈴木さんのほかにも、眞栄田さんが選んでいますが。

眞栄田:なんかこの二人の関係性みたいなのがすごく分かるシーンでしたし、不良だけどその中のかっこよさみたいなものが2人にすごい現れたと思いますし、何より名言が出て。台本と違いましたよね?

山田:台本と一緒だよ(笑)。

眞栄田:あれ? すいません(笑)。でもドラケンから出る言葉、マイキーから出る言葉はすごい熱いし、このシーンは僕はすごく残ってます。

MC:名言も飛び出すシーンですけど、吉沢さんと山田さんは、この重要なシーン、名台詞が登場しましたけれども、どのような気持ちで撮影に臨まれたんでしょうか?

吉沢:どのような気持ちでした?

山田:ここもそんなに話し合うことなく、本当に感覚で2人ともやってて。この話をもらった時に台本を開いて、多分このセリフはあるんだろうなっていうこともなんとなく分かってて、だからそこに行くまでの積み重ねというか、シーンの積み重ねは大事だなと思ってましたし、ここの関係性もそうだし、自分の吐く言葉としてもすごく重みがありましたね。

MC:吉沢さんはいかがでしょう?

吉沢:実は劇中でそんなに会話を重ねたりとか、2人がしゃべってるところって意外とそんな多くなくて。その中でも本当にそういう2人なんだけど、でもこの2人が本当に根の深い部分でつながってるんだっていうものが一発でわかるシーンなので、すごい重要な2人の関係性もそうだけど物語としてもここの関係性があるから今後の発展に行くっていう、すごいの重要なシーンだったので、結構真剣にやりました(笑)。

北村:常に真剣にやって(笑)。

MC:「特に真剣に」ですね(笑)。ありがとうございます。続きまして清水さんが選んだ熱いシーンを教えてください。

清水:僕は東京卍會が病院に集まるシーンです。ドラケンがいろいろあって、みんな集まってっていうのはあるんですけど、この後マイキーのシーンにつながる部分なんですけど、ここと山田くんの言ったシーンの差がすごく好きで。ここのシーンでは総長の顔をしてるんですよ。でもその次のところでは別のマイキーの顔をしていて。ここは原作を読んだときから僕はすごくマイキーの人間味があふれ出る部分だなというふうに感じてて、個人的に観ていてウルッときてしまった場面です。

MC:東京卍會が集まるシーンはいくつかありますけれども、撮影現場での東京卍會の雰囲気というのはどういう空気だったんでしょうか?

北村:結構、和気あいあいとしていた印象ですね。このシーンはもうボロボロというか。でもなんかトーマンの信頼だったり絆という言葉が似合うシーンなので、タケミチは特攻服も着てないし、別にトーマンではないけど、この時初めて仲間入りできた気持ちがして、すごくうれしかったんですよ。他のトーマンの集会のシーンでは、僕は蚊帳の外なので基本的には。すごい仲間感があってうれしかったですね。

MC:トーマンの集会のシーンでも和気あいあいとされてたんですか?

吉沢:和気あいあいとしてましたね。

北村:(堀家一希演じる)パーちんがインの日で、僕、胸ぐらを掴まれるんですけど、ボタン引きちぎられるぐらいこんなんで(揺すられて)その気合に圧倒されて僕はもう蚊帳の外に行くしかなかったです(笑)。すごかったです、本当に。

英:パーちん、ギンギンで目がいってたもんね(笑)。

北村:僕と目があってないですもん(笑)。相当気合が入ってましたよ。

英:寒かったし(笑)。