【全文掲載】吉沢亮、学生時代は「オープンな遊びをしたかった。学校サボって、喫茶店でクラスメイトの悪口を…」、北村匠海「それを遊びとするならヤバい!」

山田:してないっすね。今、言った通りで話し合ってなんかやるっていうよりかは、本当に彼のフィーリングに合わせるっていう感覚でそこに入れたと思うんで、いいセッションができたと思っています。

間宮:今、言った通りだね(笑)。

吉沢:今、俺が言ったことをまんま言ってた(笑)。

山田:でも本当にそう思ってます(笑)。マイキーとしての彼のセリフを聞いた瞬間に、すごく安心したんですよ。なんかその感覚があって。あ、なんか亮がマイキーで良かったって、マイキーの声を聞いた時に思ったんで。僕の感覚が間違ってなければ、最強のコンビだと思ってます。

MC:劇場でご覧頂ければと思います。続いて杉野さんが選んだ熱いシーンを教えてください。

杉野:僕が選んだのは、マイキーとドラケンが初登場するシーンです。この映画を観ているときに、「空気感が来る来る、やばい来る来る」っていうのがあって、こっちまでゾワっとしたんで、だから実際に現場に僕はほとんどいなかったので、どういう風だったんだろうなっていうのは純粋に気になったし、あとマイキーのどら焼きの食べ方がなんかいいなって。おそらく個人的なフェチなのかもしれないですけど、どら焼きの食べ方いいなーって思って、このシーンを選びました。

MC:初登場シーンは存在感が光るシーンでしたけど、2人にこだわりとか何かあったんですか?

吉沢:実は僕たちが登場するまでの下り、結構このシーンが長くて、そこまでキヨマサとタケミチがバトってたりするんですよ。そこまでは実は自粛前に撮ってて。そこから先が撮れなくて、自粛明けの今年に入ってから撮ったんですよ。結構期間が開いて、結構緊張してましたよね。当時のマイキーをやれるのかっていう緊張感もあったすね。あんまり言っていいことか分かんないけど…、言っていいことか分かんないから言うのやめます(笑)。

MC:山田さんはなにかありますか?

山田:満を持して感っていうのはすごくあるので、それでいてめちゃくちゃ強い2人で、めちゃくちゃすごいチームをまとめている2人に見えなきゃいけないっていう、そのプレッシャーは多分2人とも持ちながらだからこそ緊張したんだろうし、ここで一発すごみを見せておかないとっていうところはかなり思ってましたね。

MC:このシーンには北村さんと鈴木さんもいらっしゃいましたけれども、この撮影現場での最強コンビというのはいかがでしたか、北村さん。

北村:悔しかったですよ。このシーン、計3日撮影してるんですよ。2人が登場するのは今年の1月だったんですけど、それまでの2日間でキヨマサとタケミチの戦いをずっと撮ってて、特殊メイクとかもガンガンするみたいな一番ボロボロになるシーンで、いざ2人が登場したら全部持ってかれるんで(笑)。2人が登場するシーンは、だいだい満を持してなんすね。その前って必ずタケミチがボロボロになってるんですよ。僕は前座ですか?っていうタイミングが多くて、一番それのパワーがすごかったのがこのシーンですね。

吉沢:そうだよね。あんなに必死にやってたのに、俺がトコトコと歩いて、ポンだったもんね。一撃でスーンだったもんね(笑)。あれはちょっとね申し訳ないなっていうのはあった。

北村:そんだけ2人の醸すオーラが現場を静かにさせるというか、役に入った途端に、僕も黙らざるを得なかっという。相当すごかったですね。

MC:そのタケミチと相対していたのが鈴木さんですけれども。

鈴木:かっこよかったですよ、2人が登場して。それまでは、僕が一番強いんじゃないかっていうキャラクターだったんですけど、言っていいのか分かんないけど、一撃でやられたもんなあ(笑)。一撃だったね。気持ちよかったですけどね(笑)。だからこそこの2人がめちゃくちゃ強いという説得力も、あのシーンで観てくださる方々に伝わるかなと思いますね。

MC:英監督はこのシーンになにか思い入れととかはございますか?

英:初っ端、撮りきれなかったんですよね。延々、タケミチとキヨマサがガッツンガッツンにやってて、撮りきれなくて、もう完全にセッティングもできてマイキーもドラケンも早く行きたくてウロウロしてるんですよね。階段上で。なんだけど「すいません、撮りきれません」って謝った覚えがあります(笑)。

山田:思い出した。そうでしたね。

英:で、そこから8か月くらい空けてもう一回だったんで、感慨深いですね。ここはねぇ。