【全文掲載】伊藤健太郎、やんちゃな青春時代を振り返り「当時の先生、本当にすいませんでした…」

MC:ありがとうございます(笑)。続きまして秋田さんは、オーディションで満場一致でこの役をゲットしたんですが、役が決まったときはどうでした?

秋田:オーディションを受ける前に、原作を見たんですけど、見ていいものなのかすらも分からないぐらいの描写だったので(笑)。今までキュンキュンする少女マンガぐらいしか見てこなかったので、こういう漫画を初めて見て、こういうものなんだと思って。オーディションに受かったときは不安しかなかったんですけど(笑)。

伊藤:撮影時、何歳だったんだっけ?

秋田:15歳です。

飯豊:でも、15歳でこの役に出会えるってすごくない!?

玉城:でも、堂々とされてましたよね。

飯豊:私達より堂々として、頼もしかったです。

秋田:本当に、佐伯さんが考えていることが全然分らなかったので(笑)、セリフを入れるときに佐伯さんがこういうことを考えているのかなというのを想像していくんですけど、監督が撮影前に言われる「こういうお芝居をしてください」というのを頭の片隅において、それをあまり考えないようにしながらナチュラルな演技をしようとしていたので、大丈夫だったのかなという感じで(笑)。私の演技は果たして大丈夫だったのかと(笑)。(会場拍手に)ありがとうございます!

MC:ある意味何を考えているか分からないというキャラクターじゃないですか。それを秋田さんに決めた井口監督の決め手はなんだったのでしょうか?

井口:50人ぐらい、いたかなあ。その中でお芝居がずば抜けていたんですよね。振り幅というか、みんな可愛らしいシーンはできるんですけど、「あの子を不幸にするの」とか、「がっかりした」とかのセリフってなかなかできないんですよ。秋田さんはピカイチでした。ダークなお芝居ができるのは秋田さんしかいないなと思って。満場一致でしたね。

秋田:ありがとうございます(笑)。