MC:ありがとうございます。そして、ここからは、キャストの皆様に共通質問をさせていただきたいと思います。全然タイプの違う6人の女性たちの前に風のように現われて一瞬で心を掴み、満たし、また雲のように去っていく、自由でいて不安定で儚さを持つ、不思議な魅力を持っているのが潤一でございます。そうですよね、志尊さん?
志尊:どうなんですかねえ? でも、言っても言い切れないぐらい魅力があるキャラクターだと思います。
MC:志尊さんご自身は、全然違うんですか?
志尊:……はい(笑)。違う部分の方が多いと思いますね。
MC:ということですが、近くで演じられた共演者の皆様だからこそ見える潤一と志尊淳さんとの共通点をお聞きしていきたいなと思いますが。
志尊:ありますかね?
MC:さあ、どうでしょうか? 藤井さんはどうですか?
藤井:ギャップが多い方だなとは思いました。可愛らしい方だと思ったんですけど、結構男っぽい面があったりとか、大人っぽかったりとか、カンヌでは炭酸飲料をずっと飲んでいたり(笑)、あれ?っていうことがいっぱいあって、すごい素敵な魅力だなと思っております。
MC:志尊さんは炭酸飲料を飲まないイメージだったんですね?
藤井:なんかそうですね(笑)。そこまで飲むとは思わなかったです(笑)。
志尊:まさかそこでギャップを感じていただけるとは(笑)。
MC:お二人はカンヌに一緒に行かれたんですよね?
志尊:はい、ものすごく楽しかったですし、夢のような時間でした。撮影のご褒美をいただけたような感覚でした。
MC:周りの海外の方の反響はいかがですか?
志尊:上映前はもちろん、フランスの方は僕が潤一だとは分からないんですけど、上映が終わった後に、パワフルな方々がたくさん近寄ってくださって、フランス語で熱弁をしてくださって、半分理解できなかったんですけど、半分は通訳さんに教えていただいて、それぞれの意見がありまして、それがすごい素敵だなと思いました。
MC:例えばなんでしょうか?
志尊:上映前なのであれなんですけど、「結局、潤一って」というところをすごく…。答えを求めようとする方が結構たくさんいらっしゃったなという印象でしたね。