MC:ありがとうございます。それでは、改めてこんな質問をしたいのですが、今月から礼和元年という新しい年号になりましたけど、令和という新しい時代で、新たに挑戦したいことを一人ずつ、伺いましょうか。まずは細田さん。
細田:ずっと楽器が弾けるようになったらカッコ良いなと思っていたので、令和になって楽器を弾けるようになったらいいなと思います。
MC:それはきっかけがあったんですか?
細田:ただ直感で思いました。ギター弾いてる人、カッコ良いー!みたいな。
MC:今、一番興味がある楽器としては?
細田:ドラムです。
MC:…(笑)。でもきっかけは特になかったんですよね…?
細田:ないですけど、ひとつのことを熱中してやられている方って、めちゃくちゃカッコ良く見えるので。
MC:今、気になっているドラマーの方は?
細田:え?いや、いないです…(笑)。ただ単純に…。
MC:叩いてみたいと(笑)。これからが楽しみです。続きまして、関水さんはチャレンジという意味ではどうですか?
関水:私はまだいろいろな役をやったことがないので、また新しい役に挑戦してみたいと思っていて、一人の人の一生を演じてみたいなと。今回のような学生役から、もっと自分よりも歳が上になったときの役も、演じてみたいなと思っています。
MC:例えば、憧れの女優さんであったりが、もしいらっしゃれば。
関水:石原さとみさんがすごく好きで、目指しています(笑)。
MC:岩田さんはいかがですか?
岩田:正直、令和になったから気合入れるみたいなことは、正直ないんですけど…、気分転換するのが結構下手くそな方なので、趣味を見つけるとか、唯一、旅行が好きで、いろいろな国の文化に触れたりするのが好きなので、平成よりももっとたくさんの国に行って、いろいろなものを感じられるような、時代にしていけたらなと思います。
MC:ありがとうございます。高畑さんは?
高畑:私は映画の現場に入ると緊張するというか、変な緊張感があって。お邪魔します感というか。ずっと昔からあって、それがここ1、2年、町田くんの現場もそうなんですけど、「楽しいだけじゃないんだよ」と言われるかもしれないですけど、ものすごく抜けて、映画の現場が楽しいなと思える機会が増えてきた気がして、令和は映画に出たいです。どんな気持ちになるんだろうという興味があります。
MC:ありがとうございます。太賀さんは?
太賀:より、いろいろな国の人とつながるという意味だと、語学とかをやってみたいですし、もっと言えば、もっと人と人がつながる時代になるのであれば、なってくれればいいなという願いを込めて、手話とかにも挑戦してみたいなとは思ったりもしましたけどね。SNSで人と人がつながる時代であれば、あえて逆行してもっと密接に言葉を交わしたり、手話で言葉を持たない人とコミュニケーションしたりとか。そういうことができたらいいなと思います。憧れますね。
MC:池松さんはいかがでしょう?
池松:特にないですね(笑)。現状を打破していければ。
MC:北村さんはいかがでしょうか?
北村:僕も特にないんですけど、せっかくなら長生きして昭和、平成、令和、そしてもうひとつの元号、4つの元号を生きる俳優として末永く生きたいですね。
MC:石井監督はどうでしょうか。
石井:この映画自体が、冒険心にあふれた映画なんですよ。あらゆるチャレンジをしていて、プロデューサーも僕と同世代ですし、若い力で実はこんなことやってるのかというぐらいの挑戦をしたので、ぜひそれを目撃していただいて、楽しんでいただければなと思ってます。
MC:それでは最後に、キャストを代表して、細田さんと関水さんからメッセージをいただきます。
細田:とにかく一生懸命やりました。町田くんが一生懸命な姿でいることで、周りのキャラクターまで一生懸命に変えてしまうようなエネルギーの強さを感じて観ていただければと思います。ぜひ楽しんでいただければと思います。
関水:初めてのお芝居だったので、猪原さんと一緒に、とにかく一生懸命お芝居をしました。登場人物皆んなが一生懸命で、本当に心が温かくなる作品です。ぜひこの後、お楽しみください。ありがとうございました。
『町田くんの世界』
6月7日(金)より全国公開
監督・脚本:石井裕也
原作:安藤ゆき「町田くんの世界」(集英社マーガレットコミックス刊)
脚本:片岡翔
主題歌:平井堅「いてもたっても」(アリオラジャパン)
出演:細田佳央太 関水渚 岩田剛典 高畑充希 前田敦子 太賀 池松壮亮 戸田恵梨香 佐藤浩市 北村有起哉 松嶋菜々子
配給:ワーナー・ブラザース映画
【ストーリー】 運動も勉強も苦手で、見た目も地味な町田くん(細田佳央太)。でも人を愛する才能がズバ抜けていた!そんな彼が初めて“わからない感情”を知った時、周りのすべての人を巻き込んで、驚天動地のドラマが動き出す!みんなどうする?どうなる?
©安藤ゆき/集英社 ©2019 映画「町田くんの世界」製作委員会