安藤ゆきによる第20回手塚治虫文化賞を受賞した漫画を、『舟を編む』の石井裕也監督が実写映画化する『町田くんの世界』が、6月7日より公開される。このほど、5月7日に有楽町マリオンにてジャパンプレミアイベントが開催され、キャストの細田佳央太、関水渚、岩田剛典、高畑充希、太賀、池松壮亮、北村有起哉、石井裕也監督が出席した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

※登壇を予定していた前田敦子は、膝の靭帯を負傷して欠席。MCからメッセージが読まれた。

前田：「本日は『町田くんの世界』ジャパンプレミアイベントに足を運んでくださり、誠にありがとうございます。この度は、本イベントの欠席という形になってしまい、大変申し訳ございません。今日という日を、とても楽しみにしていたので、皆様とお会いすることが叶わず、本当に残念に思っています。この映画は、主人公の2人に、ぜひ注目して欲しいのです。「こんな男の子、いるのか？」というくらいの町田くんのキャラクターはキュートだし、猪原ちゃんが恋をして、どうしたら良いのか分からない姿は、本当に可愛らしいです。撮影も青春を感じて、毎日が甘酸っぱかったです。きっと皆さんも恋をしたくなると思いますので、ぜひ映画を楽しんでいただければと思います」

MC：それでは早速、ご登場いただきましょう。映画『町田くんの世界』監督、キャストの皆さんです。どうぞ、盛大な拍手でお迎えください。本作の主人公、町田一を演じました細田佳央太さん。本作のヒロイン猪原奈々を演じました関水渚さん。学園一の人気者、氷室雄を演じました岩田剛典さん、氷室くんの元カノ、高島さくらを演じました高畑充希さん。猪原に恋する同級生、西野亮太を演じました太賀さん。週刊誌の記者、吉高洋平を演じました池松壮亮さん。町田くんの父親、町田あゆたを演じました北村有起哉さん。そして本作のメガホンを取られました、石井裕也監督です。皆様もう一度、大きな拍手をお送りください。それでは早速ですが一言ずつご挨拶をいただけますでしょうか。細田さんからお願いします。

細田：皆さん、こんばんは。ありがとうございます（笑）。ゴールデンウィーク明けの忙しい中、足を運んでいただきありがとうございます。町田一役を演じました細田佳央太です。…緊張しています！ すいません、緊張していますが、精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願いします！

関水：はじめまして。関水渚と申します。本日はお集まりいただき、ありがとうございます。初めての舞台挨拶でとても緊張しているのですが、皆様と一緒に楽しみたいと思います。今日はどうかよろしくお願いします。

岩田：皆さん、こんばんは。岩田剛典です。本日はご来場いただきありがとうございます。現代社会を生きる大人たちの処方箋のような、そんなメセージが込められた映画になっていると思いますので、今日はぜひ楽しんでいってください。よろしくお願いします。