MC:お二人はKing & Princeとして同じグループにいるじゃないですか? お互い共演したからこそ初めて見つけた意外な一面はありますか?
神宮寺:僕、一個あるんですけど。『一緒に読み合わせをしたい』って、撮影前に廉が言って。本読みを廉の家でやったんですけど…(客席から歓声が)なんで(笑)?
永瀬:みんな来たいから(笑)。
神宮寺:めちゃくちゃジェンガ強かったです!
永瀬:最初は普通に読み合わせをしてたんですよ。僕の家の机の上に、ジェンガがあって、じんが「ジェンガしようぜ」と言って。2人で途中からジェンガ対決になって。
MC:なんで!?
永瀬&神宮寺:ジェンガがそこにあったから(笑)。
永瀬:途中から目的が変わってもうて、そこから人生ゲームやなんやって。
村上:その時の動画ってある?
永瀬:ないっすよ!(笑)。
村上:あとで送ってもらおうかなと思って(笑)。
MC:永瀬さんはありますか?
永瀬:クライマックスのシーンで、大事なシーンじゃないですか。じんがめちゃくちゃ集中しているわけですよ。“まじで俺に話しかけるなよ”みたいなオーラをムンムンに出して、目をつむって役に入ってて。そんなじん、見たことないんですよ。いつもちゃらんぽらんなんで(笑)。
神宮寺:ちょーーーーっと待って(笑)。誤解を生むから(笑)。
永瀬:でもそこまで集中しているじんは初めて見たから、面白いことしてるなと思って、僕も真似して集中してお互い瞑想状態で撮影しました。そこはほんまに、見たことのない神宮寺でした。
神宮寺:おかげで、良いシーンが撮れたかなっていう、監督にも何度もトライさせていただいて、ありがたかったです。
久万:本当に大切なシーンで、10分ぐらい長回しで。ずっとワンカットで撮ったんですよ。
神宮寺:そうです、はい(笑)。
久万:そこは何回もやらせてもらったんですけど、泣き言も言わず、男らしいですよ。
神宮寺:いや、貴重な経験をさせていただいたなと思ったので、本当にありがたかったです。
MC:そして、矢柴さん。完成した映画をご覧になって、どんな風に思われましたか?
矢柴:あれはジェンガのせいなのかな? 読み合わせの時に初めてお会いして、その時に吹越さんとか、重鎮の先輩がいらっしゃって、むちゃくちゃ緊張なさってましたよね?
永瀬:そうなんですよ(笑)。読み合わせ時、奥田(奥田瑛二)さんと村上さんに挟まれていたんですけど、左右からのプレッシャーがすごすぎて、圧というか(笑)。本読みで3キロ痩せました(笑)。それぐらいのレベルで、緊張しましたね。なおかつ人見知りなんで。でも、今だいぶこうして打ち解けてきたので、良かったです(笑)。
矢柴:映画を観たら自分の役を自分のものにしていて、驚きましたし、あの時、緊張で声が高いのかなと思ったら、普通に高いんですね(笑)。
永瀬:シンプルに声が高いんです(笑)。
矢柴:映画を観たら透き通って高かったから、歌手になったら良いよ。
永瀬:いや、そうですから(笑)。一応、歌も歌わせてもらってます。
MC:村上さんはいかがでしたか?
村上:僕は監督の手腕を感じた素晴らしい作品だなと思って。今日はこれだけを言おうとおもって来たんですけど、6月19日ファーストアルバムが出ます。
永瀬&神宮寺:ええ〜!?(笑)。
村上:King & Princeっていうね。もう予約した人はいますか?
(客席のほぼ全員が手を上げて)
永瀬:あの、僕らの仕事取らないでもらえますか? でもありがとうございます(笑)。
村上:みんなありがとね〜!
永瀬:最後、雑!(笑)。