是枝裕和が初めてNetflix作品で監督し、森七菜、出口夏希、蒔田彩珠、松坂慶子、橋本愛、松岡茉優、常盤貴子ら豪華キャスト共演で、累計発行部数200万部突破の大人気コミックをドラマ化する、Netflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」が、2023年1月23日よりNetflixにて全世界同時配信される。このほど、本予告編とキーアートがお披露目となった。
原作「舞妓さんちのまかないさん」は2016年より「週刊少年サンデー」にて連載中の小山愛子による大人気コミック。京都の花街を舞台に、舞妓さん達が共同生活を営む屋形(やかた)の「まかないさん(=ごはんを作る仕事)」となった主人公キヨが、青森から一緒にやってきた親友であり舞妓のすみれとともに花街で暮らしていく日常を、華やかな芸舞妓の世界と美味しいごはんを通して綴る。同作は第65回小学館漫画賞少年向け部門を受賞し、累計発行部数は200万部を超えるベストセラーとなっている。2021年10月からは地上波にてアニメ放送も始まり、幅広い層から支持を集めている。そんな大人気原作を全9話のNetflixシリーズとして、是枝裕和監督が総合演出・監督・脚本を務めドラマ化が実現した。
本予告編では、祇園の舞妓さんになることを夢見て、故郷の青森を離れ、京都へやってたキヨと親友のすみれの希望に満ちたシーンからスタート。そして2人は舞妓さんたちが共同で生活する屋形に住み込み、舞などの稽古に励んでいく。すみれのように器用にこなせいキヨは、屋形の女将さんである梓から「あんたには舞妓ちゃんは向いてへんと思うわ」と言われ舞妓の夢を諦めてしまい、その選択にすみれも涙するなど、2人の葛藤が切り取られている。そんなキヨだが、ある日みんなのために作った親子丼が評判となり、屋形の毎日のごはんを用意する「まかないさん」として働くことになる。シチューに天ぷら、パンプディング、なべっこ団子(おしるこ)など、キヨの作る料理の数々がそれぞれの生活と共に鮮やかに映し出されていく中で、すみれから「キヨちゃんは後悔してない?ここに来たこと」と聞かれたキヨは、「私ね、はじめから“まかないさん”になるためにここに来た気がする」と答え、互いに目で通じ合う2人の笑顔で締めくくられる、何気ない日常の愛おしさがたくさん詰まった、温かく優しい時間を感じる予告編となっている。
キーアートからは、屋形の皆が勢ぞろいし微笑む「まかないさん」と「舞妓」の美味しく、美しい日々が伝わってくる1枚となっている。また本作のオリジナル・サウンドトラックの発売も決定した。
Netflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」
2023年1月12日(木)より、Netflixにて全世界独占配信 ※全9話
総合演出:是枝裕和
監督:是枝裕和 津野愛 奥山大史 佐藤快磨
原作:小山愛子「舞妓さんちのまかないさん」
企画:川村元気
脚本:是枝裕和 砂田麻美 津野愛 奥山大史 佐藤快磨
美術監督:種田陽平
フードスタイリスト:飯島奈美
出演:森七菜 出口夏希
蒔田彩珠 城桧吏 福地桃子 若柳琴子 南琴奈
リリー・フランキー 北村有起哉 尾美としのり 古舘寛治 戸田恵子 白石加代子 / 松坂慶子
橋本愛 松岡茉優 井浦新 常盤貴子
【ストーリー】 16歳のキヨ(森七菜)は、中学卒業後に故郷の青森を離れ、美しい舞妓になることを夢見て、親友のすみれ(出口夏希)とともに京都へ向かう。しかし、キヨは舞妓に向いていないと言い渡される。泣く泣く青森に帰ろうとしていたキヨだが、料理の才能を見込まれ、舞妓たちが共同生活を営む「屋形」の料理担当の「まかないさん」として働くことになる。一方、すみれは瞬く間に目を見張るような美しい舞妓に成長し、伝統的な祇園の街で名を馳せるようになっていく。まかないさんと舞妓の、美しく楽しく美味しい毎日が始まる。
©小山愛子・小学館/STORY